今回は短時間でイラストを描くことについて、気づいたことを共有してみます

このかわいい女の子は20分で描いたものです
自分でもよく描けたと思ってたりします(なのでブログ書きました)

続いて、もうちょっと時間をかけて描いた女の子です
なんだか……、ちょっと違う気がします
髪と肌の一体感が少し、物足りない気がしますね
これが、短時間で描くイラストとの違い
です!!!
例えば、上の4枚は全て、30分ほどで描いたイラストになります
ご覧の通り……、30分にしては良くかけてると思います
絵っぽい絵でなかなか良い雰囲気が出てる気がします

そして、こっちの夕立ちゃんは、キャラだけで3時間以上かけた気がしますが……、
友人から、フィギュアみたいな絵だね。と言われます
もちろん。悪い意味ではありません。良い意味で個性が出ていると思います
プラスチックっぽい絵が僕のも落ち味なのかもしれません
というわけで、
先ほどの30分で描いたイラストと並べても、どっちがいい。というのは人によって分かれてしまいそうですね
少なくとも、3時間で描いた絵は、30分で描いた絵の6倍良い
ということにはならないと思います
つまり、描けた時間=絵の出来。というのは誤解だということです
この2枚は同じ構図の絵ですね
右は1時間ちょっと、左は20分で描いたものです
どっちが良く見えでしょうか?
おそらく。右と言う人もいれば、左と言う人もいるかもしれません
正解はありません
右の絵の魅力は描きこみ具合。そして、左の絵の魅力は絵っぽさだと思います
つまり、時間には寄らないということです
さらに、絵というのは情報量が少なければ少ないほど、かわいく見えやすいという性質もあります。
……これは僕がたどり着いた結論です
ドット絵がかわいく見えたり、マスクをした女の子がかわいく見えたり、アニメ絵がかわいく見えたりするのはそのためです
全てがこの、情報の量。で決まっています
足りない情報は脳内で勝手に補う。その、補うという行為は無意識的に、理想を補うのです
「隠れた部分はかわいいだろう」という思い込みで見てしまうのです
その理論で考慮すると……、やはり。20分で描いた情報量の少ない絵はかわいく見えることになります
これが、情報量の法則です
(自分で勝手につけました。
ありがとうございました
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