灰と幻想のグリムガルはラノベ原作のアニメです
印象としては、ヒロインが決定的な一人に絞られているわけではなく、その点の珍しさを感じました
見始めてから見終わるまで。ヒロイン候補が分かれると感じられます
また、ストーリーとしても面白く、謎を抱えたままいきなり始まる物語に中盤の衝撃的な展開。なろう系に半分つかりながらも、他とは違う魅力があるストーリーでした
そして、もちろんストーリーも面白いものなのですが……
このアニメの評価すべき点は、なんといってもその作画にあります
特に背景です
手書き感を活かしつつリアリティを守っている作風は今までのアニメにない新しい雰囲気を演出し、そして、視差効果をダイナミックに用いたカメラワークもかつてない革新性を感じられました
ほかのアニメとは違う、新しいベクトルをもつ魅力があります
曲に関しても良く、作品の乾いた雰囲気が感じられるような作品でした
EDの水彩を活かしつつキャラを描く。原作イラストのようなタッチも見ものです
なんだか見終わった後、彼らがまだ本当に異世界で生きているような……そんな感覚を味わえる。不思議な親近感のある作品でした
同時期に放送された「リゼロ」や「このすば」などに押されて隠れ気味のアニメですが……おすすめです
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