今の状況

今は大学3年の後期(2度目)

4年に向けて研究室の配属の時期

僕はかねてから入りたかったプロダクトデザイン関係の研究室に入ることができた

留年し、GPAが息をしていないレベルの僕が、倍率の高い研究室に入れたのはプロダクトデザイン関係の講義2つ中2つでS評価をとったからだろう

改めて、研究室に入れてくれた教授には感謝の言葉しかない

これでGPAが悪いという理由で希望の研究室に入れなかったら、本当に何のために義務教育を終え、大学に来たのかよくわからなくなっていた

プロダクトデザインをやりたくて今の学科に入ったのに、その手の講義が卒業までに4つしかない。という致命的な地雷を踏み、その末にプロダクトデザインの研究室に入れなかったら……すべてが終わっていた

それを回避できた

その点はうれしい

ただ、ほかの科目は依然として何をやっているのかよくわからない

感覚的にわかることをわざわざ難しい言葉にしている。ということだけはわかるのだが、その意義に関してははいまだに不明だ

大学は学生を教員にでもさせるつもりなのか?

大事なのは言葉ではなく、その言葉の意味では?

少なくともあれが僕の将来において役に立つとは思えないし、仮に役に立ったとしても、同じ時間と労力と電気代を創作にあてたほうが僕の今後のためにも、未来の人類のためにも有意義なものとなることだろう

この文章を書いている短い時間でさえ、膨大な時間をかけて行う大学の課題よりも価値がある

もちろん、成績が良い学生を卒業させないと大学のブランドが落ちる。それを大学が恐れているのはわかる

ただ、僕はもう、世に放っても大学のブランドを落とすような人間ではないと思うし、受動的に単位を受け取るだけの学生(生徒)よりも有名になれる自信がある

まだ卒業まで1年あるが、有名な会社からも声がかかるようになった

少なくとも無職にはならなそうだ

それなのに、成績表の上では単なる留年大学生でしかない

普通の留年大学生と僕を同じくくりにされているのがなんだか嫌だ

僕は別に、怠けて留年したわけではない

意味もなく留年する人とは一緒にしないでほしい

僕がすべてを賭けて手に入れたものを否定されているようで嫌だ

なぜ、大学よりも企業の方が僕のことを見てくれるのか

こんなにも頑張って創作し、自分のキャリアを第一に考える人間が今、単位取得という儀式に付き合わされ、若き日々の貴重な時間を奪われ、創作の邪魔をされている

大学の学長直々に僕の作品と僕の世界観と僕の成果をプレゼンしたい

ただ、そこに至っていない点で僕のこの文章は単なる被害妄想でしかないのかもしれない

ゆえに、大学を一意に攻めることはできないのかもしれない

ただ、その点を踏まえて意見するならば、これだから現代、特に日本の教育は突出した人材が生まれないのではないだろうか

僕のように、大学在学中に別のことに目覚めた人はどうすればいいのだろうか

もちろん、好きと得意は別だろうから、そういった人に無条件に単位をくれる。ということはできない

ただ、少なくとも、大学以外での成果を精査し、単位に反映させるという機会だけは設けてくれてもいいのではないだろうか

そうすれば大学在学中に目覚めたクリエイター、アーティストは大学卒業という資格を得て安心して創作活動に励むことができるだろうし、大学側からしても、普通の卒業生よりは格段に有名になるであろう学生を輩出することができる。それに満たないと大学が判断するならばその特例を与えなければいいだけの話だ

それができない現代の教育はやはり、効率重視だとも思える。もう少しフレキシブルに対応すべきではないだろうか

でないと人工知能に仕事を奪われてしまう

“拾う神あれば捨てる神あり”

という言葉が身に染みた

P,S,

この文章を読んで、「いや、だったら大学辞めろよ」と思う人がいるかもしれない

もちろんその意見は真っ当なもので、返す言葉もない

ただ、大学を辞めるというのは思い切った判断であって、臆病者の僕にはその勇気がない

だからこうして文章に書き起こしてアーカイブとして残すくらいしかできない

ただ、先述したように、現状況だけを見れば大学はすでに僕を卒業させられるだろう

大学が学生に求めるものが”大学卒の看板を背負えるだけの実力”だとするならば、僕はそれを十分に得ているからだ

ただ問題はそれが大学に伝わっていないことだろう

ゆえに僕はこうして苦しんでいる

そして最近、ここに文明社会のひずみを感じる

管理化を進めた結果、アブノーマルな人材が生きにくい世の中になってしまった

これでは今後必要とされるアブノーマルな人材は育たない

……高度経済成長はとっくに終わった

人工知能も開発される

そんな中、これまで通りの教育方針で成立すると思っているのか

僕のような人間がこうして苦しんでいることこそが、教育が作業、産業と化している証拠ではないだろうか

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