僕は生まれつきおでこが広い

もはや文字にしないとやってられないので文字にします。

僕は生まれつきおでこが広い

だから高校時代にもハゲてはいたが、どちらかと言うとハゲを楽しんでいた

そのおかげで僕の学生時代の主なあだ名はハゲ由来のものだった

その件に関しては、当時からいじられキャラで自虐をして自分で楽しんでいたようなタチの人間だったから全くもって問題ない

ただ、もはやそんな輝かしい高校時代は地平線のかなたに消え、創作の多大な楽しさと顎関節症を主とする不健康ゆえの耐えがたい苦痛のはざまで生きる日々だ

生きた方が幸せなのか死んだほうが幸せなのかよくわからない人生をただ過ごす僕にとって、ハゲとは単なるストレスでしかなくなった

思えば、今の僕の悩みは大きく分けて2つ、

一つが顎関節症、

そしてもう一つがハゲだ

まず、顎関節症に関してはどうしようもない、

日に日に少しずつ悪化しているが特に何もすることができないので仕方がない、

虫歯にならないことを祈りつつ生きるしかない

そして、ハゲに関して

これももはやどうしようもない

カツラをかぶる、と言うのは僕のプライドが許さないし、そもそも美しくないと思う

植毛も、カツラほどではないが美しくないし、拒絶反応も怖い

だからと言って、このまま放置して醜く散らかっていくのも往生際が悪い

だから、僕なりにこの頭髪に関する悩みを打開する方法として、坊主にすることを考案した

これは涙を呑んで下した苦渋の決断だ

本当のことを言えば、僕は長い髪の毛が とてもとてもとても好きだ

高校の頃は本気で、”髪が尽きる時こそが終焉”だと思っていた

というのも、ドラムをするときに髪が長いと楽しいし、毛質がさらさらストレートと言うのもあって、それを伸ばして実感したかった

僕は人とは違っていたい、無性生殖論者として己の性別をあやふやにしたい

さらに、僕は僕の顔が視線に晒されるのが嫌で、それを隠すのにも長い髪の毛はちょうどいい

あと、授業中に寝ててもバレにくい

長い髪の毛と言うのはいいことずくめのはずだった

ただ、よりももよってこの様だ

もし僕の頭皮に一般的な量の頭髪があってくれたらどんなに幸せだろうか、

やはり、大切なものは失って初めて気づくこと、そして本当に望むものは与えられることがないのだと知った

早々に電脳化したい

ハゲは隔世遺伝

ハゲは隔世遺伝で、主に母型の祖父の特徴が現れる

そして、一部、父型の祖父の特徴が現れる

その点言うと、僕の祖父は両者ともにふさふさで、遺伝的に言うと僕がはげる確率はない

そして、ハゲの主な原因は遺伝だ、故に僕がはげる確率は無いに等しい

……はずだった

現実は180度ほど違う

最近は抜け毛がひどい

それも、単なる抜け毛ではなく、先が細いやつだ

原因はよくわからない

どうにかして僕は神に嫌われてしまったのだろうか、

はたまた神は僕に何らかの警告をしているのか、

色々求めすぎた僕を中和するために、今度は頭髪を奪おうとしているのか、

もしそうだったら素直に言ってほしい

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