わざわざ難しい言葉を使ってみたり、無意味に横文字を使 ってみたり 、そういった人は多い気がする
難しい言葉を使うと難しいことを考えているすごい人になった気分になれるのかもしれない
ただ、それだけでは中身が空っぽの言葉しか出てこない
大事なのは言葉の引き金となる思想であって、そこから生まれる言葉をわざわざ難しい単語で表現する必要はない
難しい思想をしている人が難しい言葉で話しているから、難しい言葉=難しい思想という印象を持ってしまった結果だろう
単なる勘違い、もしくは背伸びでしかない
ただ、それは別に悪いことではない
化粧をしたり、見栄を張ったり、適度な自己顕示欲求は人間の本来の姿だから難しい言葉を使ってみるのも悪いことだとは思わない、
どう話そうが人の勝手だ
ただ、それを踏まえてもなお、僕は難しい言葉を使わないし、知りたくない
難しい言葉は確かに少ない単語数で多くのことを伝えられるから一見効率がいいようにも思えるが、僕はそこに大したメリットを感じない
例えば、僕が好きな単語に”アブノーマル”という単語がある
意味は”普通ではない”のような感じで、ノーマルではない。ということだ
ただ、このアブノーマルと言う単語を使わずとも、”普通ではない”という文章でその意味は伝えることができる
つまり、難しい単語と言うのは難しい思想を伝えるのに必要不可欠だということはなく、簡単な言葉で慎重に伝えれば難しい思想は伝えられる。ということだ
難しい思想を文字で伝えようとするとき、それを難しい言葉を使って必要最低限の文字数で伝えるか、それとも、簡単な単語を使って多い文字数で伝えるか、の2択が考えられる
僕は迷わず後者を選択する
そっちの方が多くの人に伝えられる。僕のように監督になりたい人にとっては難しい言葉は単なる邪魔者でしかないとも思っている
だから僕の脳内では簡単な言葉のみを媒体として思考回路が走っている
というよりも、そもそも難しい言葉を知らないからそうせざるを得ない
簡単な単語をたくさん扱うことによって僕の思想は動いている
そうすることで、自分の考えを人にも説明しやすくなる
これは僕にとってはとても大切なことで、自分の脳内世界を一般的な単語で説明できることで、直感的にわかりやすい作品を作るのに一役買っている
小説でも、イラストでも3DCGでも、今後の話だと映画や自主制作アニメなんかでもそうだ
僕はあえて簡単な言葉のみを知り、それだけで生きようとしている
難しい言葉を使わずに、知っている単語数を極力少なくする
これこそが一番摩擦の少ない生き方なのではないだろうか、
と感じる
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