これは単なる自慢だが、
僕は数年前から、将来はAIが人の仕事を奪うことを予測していた
予測するだけなら意外とそういう人もいるのかもしれないが、僕は結構大胆に行動に移していた
AIに奪われにくいであろうアーティストを目指し、遠回りでも見本を見ずに上達し、留年してまで人間らしい人間になろうと努力してきた
そもそも大学がシステムデザイン工学科で、AIの分野とも被る部分がある
教授も一部、こうなることをちらつかせるような話をしていた気がする
そんなわけで僕はAIに仕事を奪われないために自分なりに考え、機械的に物事を進める人間が一番最初にAIの餌食になるという結論に至った
そうして考えた結果、
“人のまねをしない創作者”
が一番AIに置き換わりにくい人材だと結論付けていた
……ただ、その予想は半分正解、半分不正解だった
事実、創作者という分野は真っ先にAIに飲み込まれた
まぁ、今思えば当たり前ではある
AIと画像というのは相性がいい
サンプルはネット上に星の数ほどあるし、抽象的でもある程度許される媒体でもある、
だから真っ先にAIに飲み込まれた
対して、人のまねをしないというのは正解だったと思う
僕がもし、人のまねをして、リファレンスを見ながら何かを作るような人だったら、AIに飲み込まれていただろう
AIはサンプルを集めて画像を生成するものだと僕は認識している、
つまり、0から1を作っているようで違う。たくさんの0.000001を集めてきてあたかも新しい1を生み出したかのように見せているだけだ
だから、本当に新しいものは出てこない
既存のものを組み合わせたものが新しいものだと定義できるのであれば、AIは新しいものを生成できるともいえるかもしれないが、僕はそうは思わない
本当に新しいものは世界中のどこにもないものだ
それを柔軟に生み出せるのは今のところ、人間だけだ
ただ、これがクリエイティブ業界、ビジネスの分野になってくると話は変わってくる
なぜなら、本当に新しいものか否か、というのは凡人には分別できない差だからだ
なので、見る人によってはAIと人間に差はなくなる
まるで、バイオリンの音の違いが素人には分からないように
そういう世界で勝つのはコストが安く、使い勝手の良い手段だ
つまり、クリエイターよりAI
どうせ違いの判らない人が客なのだから、ビジネス的な観点からすればその”本物の新しさ”にこだわる必要はない
ビジネスに愛がない限りは人に勝ち目はない
じゃあどうする?
いろいろと延命する方法はあると思うが……、どのみち奪われることは確かだ
しいて言うならば、世界観の雰囲気はサンプリングするのが難しい気がするからAIには再現できない
……と思ったが、生成のコストが安いので、数打ちゃ当たる戦法で開拓されてしまう気もする……
というわけで、最終的に人間に残る価値というのは”自分が人間である”
という事実のみな気がする
つまり、人間が作っている意味を追求する、広く知られるようなブランドとキャラクターを持った創作者になる
ということが今後すべきことではないだろうか
結局……、2年前にも同じようなことを言っていた気がする
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