この世界には世界の垣根を越えてフラクタル構造が発生する
フラクタル構造というのはこの世界のすべてに当てはまると思っていて、ある制約が存在するとき、その制約によって形作られた概念がスケールを変えて一定周期ごとに出現することからも想像できる
そして、ここでは仮にその制約を、すべてを包括する。どんな宇宙でも同じく適用される自然の摂理がその”制約”と考える
その制約がある場合、宇宙の垣根を越えて同じ現象が連続することも考えうる
その現象こそが”この世”なのではないだろうか
無数の要素が渦となって対流する中で、新陳代謝に伴う生命活動と欲望が生まれる
それによってより高度な営みを覚え、やがてはもう一つ世界を作りたいと志す
それが無限世界を生み出しているのではないだろうか
P,S,
そうとも言えるがそうでないともいえる
このころの僕がまだ信じていなかったのが、この世界が持つ抽象性だ
世界は観測者がいるという前提条件のもと成り立っているのだから、観測者がどう思うかによって世界は変わる
だから世界なんてものに具体的な形はないし、たいていの仮想現実がらみの話はもはやSF物語だ
それは間違ってもいるし、同時に正しくもある
つまり、答えなんてないのだから、答えを見つけ出そうとしたって永遠に終わらない、
単なる暇つぶしでしかない
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