イエメンと僕

シバームの動画を見て触発されたからこの文章を書く

僕は結構前からイエメンが好きだ

イエメンは中東とアフリカの境のような場所にある国だ

そして、シバームとはイエメンにある城塞都市の名前だ

僕はこのシバームが大好きで、だいぶ前に見た記憶のある動画を今日、探していた。

僕はこの動画のような街並みがとても好きだ

殺風景な砂漠と岩場に、これまた殺風景な建物が建っていて、子供たちがいる

それを聞くともはや天国のようだ

というのも、僕は昔から、一番の幸せは変化する何かをただ眺めること

だと考えていた

これは、苦しみも悲しみも幸せもすべて相対値であるから、その中で幸せを求めても何も変わらない

むしろ、幸せをつかもうとして失敗したときの苦しみを考えるのであれば、最初から幸せも苦しみもないほうが幸せではないだろうか、

という考えだ

そうしたときに自分の中に残る最後の幸せが、変化する何か。つまり外界からの干渉。そしてそれを解釈した際に得られる生の実感

その実感にあるわずかな幸せのみが理想の幸せではないだろうか、

と考えている。

……イエメンの話に戻そう、

僕は情報量の少ない世界が好きだったりする

これはおそらく、僕の作品を知っている人からしたら変な話に聞こえるかもしれない

僕は作品には基本、情報量を多くし、いろいろ詰め込んでいる……と思われているかもしれない

見た目は確かにそう見えるかもしれないし、そうとも言える

ただ、作者から言わせてもらえばそれは違う

例えば、僕が動画でよく使うBGMにendless roadという曲がある

僕はこの曲が大好きだ

なんだかどこまでも続く理想郷のような、永遠を感じる。別の世界にある理想を彷彿とされる

そしてこのイメージとは僕が作品に込めているイメージによく似ている

見た目は情報量の多い街かもしれないが、それが永遠に連なっているとしたらどうだろう

特に、人が映っていない作品に良くあてはまる

これはendless roadをBGMにしたイラストメイキングだ

一見情報量の多い世界だが、そこにノスタルジー、理想、永遠、不滅、普遍、

という印象を持ってくれたらうれしい

ほかにも、らき☆すたに出てくるコッペパンのBGMもよく使う

なんだか不思議な気分になってくる……のは僕だけだろうか、

その不思議な気分を突き詰めて作っているのが僕の作品だ

イエメンの話からどんどん外れていくが、

同じ理由で僕は、simcity4のBGMを少し前まで使っていた

あのゲームに僕は強烈なノスタルジーを感じている

画像は粗いし、スケール感も少しおかしいし、そういう都市育成ゲームだ

ただ、あのローポリな世界観は僕を強烈に惹きつけ、夢中にした

そういうゲームを小学生のころ夢中でプレイしていたのだが、

その間に聞くsimcity4のBGMに洗脳されたのかもしれない

ノスタルジックで、まるで夢の中のような印象とBGM

だから僕がsimcity4のBGMで動画を作り出すのは自然な流れだったのかもしれない

お金と名誉を手に入れたら、エレクトロニックアーツ社から曲の権利を買い、開放したいとも考えている

あとは、いおたすと初めて作った曲とMVもそうだし、

結構前にご依頼を頂いて作った動画もそうだし、

きゃりーぱみゅぱみゅのCosmetic Coaster、葉加瀬太郎のカラー・ユア・ライフ、People In The Boxの聖者たち、Dragon AshのGrateful Days、

二中のファンタジー、stay gold、

というような曲からも似たような印象を得る

The Backroomsのような感じだ

それを理解したうえでシバームの動画を見てほしい

僕が好きで作品に求めるノスタルジー、どこか寂し気な印象、それがイエメンの街にはある

看板や店もない、宗教上の理由かもしれない

殺風景でいつまでも同じ時間が流れ続けるような、そういう気分になる

宗教上の理由でお酒を飲めないらしい

だから居酒屋的な場所はない

全体的に活気がない気がする

活気があったとしてもそれは健全な活気だ

あとは、確か、女性は婚約者以外と話すことができない

風俗街的な場所もないのかもしれない

異性とは僕にとって、快楽と苦しみと変化の象徴だ

そういう存在がいないというのも、不変という印象に拍車をかけているのかもしれない

それがなお一層、この国のノスタルジーを加速させている

こう聞くと、イエメンとは、僕にとっての理想郷に一番近い国なのかもしれない

そしてそれは必然的に、僕の作品に重なる

ここまでの文章に書いたことを理解できる人はいないかもしれないが……そういうことだ

P,S,

イエメンの良さがわかりやすく紹介されているビデオです

イエメンは建物の建ち方に既視感がない。だからまるで創作物の中にいるような、そういう気分になる

あとは、結構前に制作した作品も、イエメンに影響を受けています

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