目に見えるものが具体的だから皆、世界が具体的だと思っている
ただ、それは単なる直観なだけであって、実際は違う
具体的な見た目の中にあるのは抽象的な何かだ
例えば2重スリット実験だと、観測次第で結果が変わる
これに関してはいろいろな見解があるだろうが、僕から言わせてもらえれば、
世界というのは単なる01で示される可能性の連続であって、その可能性から生まれる解釈を世界だと勘違いしているのが僕ら人間
というだけのことだろうと考えている
つまり、2重スリットでは、観測によって人から見た可能性が変動し、その結果選ばれた世界が僕ら魂の目に映った。認知された
ということだ
この話は実は、少し前から僕が訴えている、「3DCGはいずれ茶番になる」
という話とつながっている
3DCGとはまぎれもなく具体的な概念だ
人間が見たと知覚した景色を、具体的なデジタル信号によって具体的な像として、具体的な機器から出力する
それは、人間がこの世界を具体的だと思い込んでいるために、その具体性を疑似的に表現してしまったから、ここまで具体的な手順を踏んでその景色を再現するに至った
ただ、それは茶番でしかないと僕は前々から言っている
なぜなら、人間本来の世界に対する認識はそんな具体的な景色ではなく、その景色をみた際に感じる印象でしかないからだ
ここでの印象とは可能性と同じといえる
抽象的な印象、可能性、それらは情報だ
その情報の渦がこの世界であって、そして、僕らの魂でさえも情報の渦でしかない
つまりこの世界は抽象的な情報の渦が無限に、無段階に、無秩序に滞留しているだけの世界だ
そこに具体的な形や壁は一切ない
鳴門海峡の渦潮よりも複雑で抽象的な場がこの世界の本当の形だ
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