
僕がアニメを作るとしたら、こういうアニメになるかもしれない
というセリフを、フリクリのレビューの時にも言った気がする
このアニメを見る前、フリクリっぽいアニメという印象があり、見始めた当初も同じ、今も同じだ
控えめにした影と、いつでも晴れ渡っているかのようなライティング、
ビビッドな色使いと、シンプルなレイアウト
それらにフリクリと重なる部分があったのかもしれない
ただ、内容としてはフリクリよりも僕好みで、素晴らしく作りこまれた作品だと思った
この作品の監督、夏目真悟監督の作品はほぼチェックしていなかったが、今後、チェックしたいと思う
そう思えるくらいによかった
具体的には、高校生という、多感で変化にとんだ年代を、変化の全くない世界に落とし込んだ点が、この作品の一番の成功だと思う
物理法則など基本的に逸脱できる世界だから、画面の美しさにすべてを全振りできる
そして、その特性を存分に生かして作られたアニメだと思った
中盤、少し寄り道のような印象を得たのでそこが残念だったが、それを入れてもなおこのアニメは僕の今まで見た中でも5本の指に入るくらいの作品だ
中盤もペースと流れを保っていれば、史上最高のアニメになっていてもおかしくなかった
というのも、この作品のテーマである可能性、時空、コピーなど、超科学的なテーマは僕も好きで、いつも同じことを考えていたりする
このブログにもよく書いているようなことだ
それをそのままエンターテイメント作品にしたような感じだ
カット割りに関しても独特な世界観が出ていてすごくよかった
BGMが少なく、環境音が多めで、ただ、無音の時間もある
強烈なノスタルジーを感じられるアニメだった
まるで、バックルームズみたいな感じだ
この世界にできたバグ空間に迷い込んだような、
そんな抽象的テーマでありながら、具体的な描写が多く、没入感がある
おすすめです!
P,S,
このアニメづくりに対する情熱をどこにぶつければいい
サニーボーイを見て改めて、僕は2Dアニメを作りたいのだと自覚した
3Dアニメーションは手軽に情報量を増やせるからよい
ただそれでいいのか?
情報量を詰め込むことが絶対の正義だとは思わない
ということはイエメンの記事でも触れたと思う
情報量での勝負ではなく、ほかの分野での勝負
僕はそこに惹かれるし、ノスタルジーを感じる
だから僕は3Dではなく2Dの仕事をしたいと思う
お仕事お待ちしています
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