昨日あったことと、すずめの戸締りを見た話。

昨日はいろいろ予定が立て込んだ日だった

というのも、最近は会社で働いているので、平日は基本的に時間が取れない

ただ、昨日は顎関節症のために、病院に行く予定があった、

診療自体は10時ごろから始まり12時ごろに終わったが、念のため、1日予定を開けていた

なので、午後は基本的に暇な一日だった

だからその日に会食を入れた

相手はとあるアニメスタジオの方々、

先々に参加予定の作品に向け、顔合わせのような感じだった

互いに話し、程よく仲良くなり、初めてアニメ業界の人に僕の存在をアピールできた気がする

……というのは、夜の三鷹での話、

午前の病院と夜の三鷹の会食の間は暇だったので、久しぶりに映画館で映画を見ることにした

君の名は以来6年ぶりくらいな気がする

今回もまたもや新海誠監督の作品、”すずめの戸締り”だ

感想

やはり、君の名はを超えることはできない

ただ、天気の子よりは好きだ

良い点としては、災害をミミズに例えて物語を進めた、

ある種のジブリっぽさがあった

着想は村上春樹の小説だった気がする、

それを新海誠らしく、現代を舞台に美しい描写で描けていた

そのアイデアの発着点はよかったと思うのだが、

ただ、脚本がストレートすぎる気がした

今回の作品には紆余曲折がない

そう思わせる要因は今のところ言語化できる範囲だと、

まず、物理的な移動が一直線だ

九州から四国、神戸、東京、東北、

例えば君の名はだったら、飛騨と東京の往復のような構造なので、直観としてまとまりがあった

移動する系の物語はそれだけで、印象が一方通行になってしまう

それを生かした作品に、キノの旅やけものフレンズ、ケムリクサなどがあった気がする

少女終末旅行もそうだ

つまり、旅というのはどこかノスタルジーな気がする

一方通行だからかもしれない

ただ、それを活劇でやろうというのがそもそも、矛盾していたのかもしれない

だから一方通行な印象となってしまった……

のかもしれない

あとはそもそも、道中に失敗が少ない

回想シーンなどもなくはなかったが、ちょっと少なかった気がする

まるで、たんぱくにしたバクマンのようなストーリーラインだ

起承転結、

それらがあまりなかったことが脚本の単調さを招いたのではないだろうか

あとは、キャラも不必要に多くしすぎていたり、

BGMもやはり少し違うと思った

とはいえ、天気の子よりはよくまとまっていてよかった……

という感想だ

ただ一応断っておくが、

これはこの作品に対する一個人の評価であって、感想でしかない

ゆえに、この作品の価値を示すものではない

事実、映画館でも感動して泣いている人がいた

人に幸福を与えるのが芸術の魅力、存在意義であるから、

僕みたいな監督志望のつまらない死にぞこないの社会不適合者がどう言おうと、この作品は人を感動させることができた

せめてこの作品から学んだことを自分の作品に生かし、生きながらえる

それくらいしかできない

P,S

その他にあったこと、

乗っていた電車が急停車した、

オーバーランしたようで、バックしていた

そのあと、帰りの電車でも、ひとつ前の電車がオーバーランして、乗っている電車が止まった

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