今の世界

2つの大国があるとき、他の一方から攻め込まれる危機にさらされ続ける

だから自分たちの仲間を増やして自分たちを守ろうとする

その結果生まれた派閥と、その間の摩擦で戦争は起こる

この星にもう逃げ場はほぼない、

オーストラリアの砂漠くらいしかない、

それ以外の地域では何かしらのしがらみやアメリカとロシアのせめぎあいが繰り広げられている

これを解決するにはもう、文化と人種を撹拌して均等にしたうえで、過去の過ちをすべて許し、互いに認め合う必要があるが、そんなことはできないだろう

僕にもやっとできることが、全人類何十億人の人が同時にできるわけがない

これは単なる好き嫌いの問題のはずだった

社会主義が良いのであれば社会主義国家で暮らせばよいし、

資本主義で暮らしたかったら資本主義国家で暮らせばいい、

何も互いに互いの主張を押し付ける意味はない

というのはお互いわかっているのかもしれない

それなのに、戦争せざるを終えないくらい互いのしがらみが歴史の過程を経て蓄積した

もう誰にも清算することはできない

ドイツ、ベトナム、朝鮮、ウクライナ、

ロシアですらも被害者でしかないのかもしれない。

日本、韓国、台湾も、中国の海洋進出を阻害するための便利な蓋のような扱い方をされている気がする

世界の境界線は日本海ではなく、日付変更線のあたりにあるのが一番平和でストレスが少ない

というのは地図を見れば明らかだ

日本人も知らず知らずのうちにしがらみに巻き込まれ、アメリカよりも中国のほうが近い距離にあることに気づけていない

このありさまのきっかけを作ったのは、先住民にインディアンという雑な名前を付け、彼らを迫害して跡地にアメリカという超大国を作り上げてしまった移住民たちではないだろうか、

もし僕が神で、人間の思想に自由に境界線を引けるのであれば、

巨大経済圏のないオセアニア、アフリカ、南アメリカ、中央アジア、北極南極を、小派閥が乱立する空白地帯とし、

中国日本近辺の経済圏をアジア世界、北アメリカをアメリカ世界、ロシア西部とヨーロッパをヨーロッパ世界とする

今の地球の勢力図はあまりにも愚かすぎる

人間の醜さがそのまま表れているようだ、

地理的に近い国をひとまとまりにするのが一番しがらみが少ない気がする

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