今、散歩から帰ってきた
そうして気づいたことがある
まず、僕の家は結構な田舎にある
20分ほど散歩してきたが今日は誰ともすれ違わなかった
たまに畑仕事をしているご年配が少しいるくらいだ
そして、今日の散歩は朝ということもあり、そういうご年配も2人しか見かけなかった
風もなく、とても空が澄んでいる
穏やかな朝の9時過ぎだった、
散歩コースは田舎、里山のような感じで、友達に説明するときにはいつも、トトロのような場所、と説明している
こういう場所を歩いた人はわかるかもしれないが、畑や森に囲まれた晴れの日には里山の良い香りが漂う
嗅ぎながら歩くだけですがすがしい気持ちになる
そんな気持ちになって改めて感じた
僕の作品は僕の生活環境に大きく影響しているのだと、
少し前から気づいてはいた
コロナと留年で引きこもっていた頃の作品には共通点がある。
青空がないことだ
確か、おばあちゃんに言われてその時に気付いた
僕が単に都市風景が好きだということもあるかもしれないが、
ただ、それにしても図ったように空が無い
今思えば、そこに空を描くという選択肢がそもそもなかった気がする
その頃はコロナと留年で引きこもっていた
1か月家の外に出ないときもあったし、3か月家の敷地から出ないときもあった
その頃の部屋は狭く、外もまともには見えない、外の香りを吸うこともない
外を歩くとまぶしくて目を開けられず、歩くだけで景色に酔ったりしていた
完全に一人の世界に閉じこもっていた
そうして僕の独特な世界観は育ったのだろう
僕は超ド田舎暮らしだ
少し見える外の景色にも都会の成分は無い
だから僕にとっての都会とは完全に脳内の世界だった
だから現実の都会を忘れて完全に自分好みのテイストで世界を構築することができた
そして、そのことを言語化することにより、新しい世界を創り出せるようになっていた
そうして今の僕がある。
……というのはこの記事で書きたかったことではない
この記事で伝えたいことは、引きこもりとコロナを脱した今。僕は必ずしもSFを創作するべき人間ではないということだ
僕のSFは個人的な趣味嗜好と、引きこもりという状況、blenderというツールの使いやすさによって生み出されたものだ
とはいえ僕はそれを作るのが好きなので、今後も作り続けるだろう
ただ、今後の創作においてはその限りではないということだ
空と自然の美しさにも触れることができ、引きこもりも終わった
そういう状況に立った僕はこれから、SFだけではなく青春活劇的な作品も作ることになるのではないだろうか、
……と、散歩をして思った。
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