すべてのことは2つの要素のせめぎあいが営みを生む
その2つの要素の関係性が比例するものだと人は思い込んでいる気がするが、まったくもってそうではない
ちなみに2次曲線でもない
これはあくまでそのイメージを何となくプロットしてみただけの図だが……、
例えば、100の成果を出すために100の力が必要になるとする
この時、80の成果を出すのにはどれくらいの力が必要か?
こう質問すると、80の成果を出すのに必要な力が80ではなく50だということを察する人がいるかもしれない
ただ、それを実践できる人は意外と少ないようにも思える
例えば、これを実際の仕事、プロジェクトに当てはめてみる。
とあるプロジェクトで400の成果を出したいとき、
100の力を使って100の成果を4つ積み重ねるよりも、50の力を使って80の成果を5個積み重ねたほうが、使う力は少なくて済む
裏を返せば、限られたコストで最大限のパフォーマンスを発揮するためには、すべてで100の成果を求めてはいけないということだ
3DCGに当てはめるならば、
100の満足感を与えるために必要なメモリの容量と、80の満足感を与えるために必要なメモリの量の差は意外に大きい
そして、100の満足感を少数積み重ねるのであれば、80の満足感を大量に積み重ねたほうが良い結果を生む
ということだ
そして、その僕はその理念にのっとって創作している
今作っている世界も、ホログラムや人込みなどをよく観察してみると、同じようなものの連続だということに気付く
ただ、その連続にランダム感を与えるために労力を充てるのではなく、その労力を他の要素の制作に充てることで作品全体としての完成度を向上させることができる
これは、仮にこのプロジェクトにかけることのできるコストが400あったとして、
すべての要素に100の完成度を求めると要素は4つしか詰め込めないが、すべてを80の完成度にすることで、5つの要素を詰め込めるようになる
ということだ
そして、見る人は80と100の違いではなく、4つと5つの違いのほうに敏感だ
だから僕は80の成果を積み上げて作品を作ることに意義を感じ、それを実践して創作している
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