シンエヴァを見ています。

休日らしい休日を過ごさないと鬱になり何もできなくなりそうなので、今日はとりあえず、休日らしい休日を過ごせるように心がけた

それでも半日は仕事だったが、もう半日は休日らしい休日を送れた気がする

今日はシンエヴァを見た

ちなみに、シンエヴァは2度目、テレビシリーズも確か2回見たような気がする

ただ、内容は半分くらい忘れていたし、見たのも結構前のことだ

あれからいろいろあってまた自分という人間は変化した

なので感じ方も変わり、また新しい解釈を生むことができた気がする

序について

一部変な印象を受けるカットはあったが、それ以外はやはり、最高に良かった

とはいえ、まだシンエヴァの最初の作品だ

何か目新しいこともなく、ただ旧劇をなぞるような作品だった

作画に関してもとびぬけて良いというわけでもなく、新エヴァの幕開けとしてそれ相応。というような作品だった

もちろんそれでも超ハイレベルではあると思う

破について

序よりも良かった

作画や3DCGなどもよかった気がする

アニメにクラシック音楽をこれほど大胆に使っている時点で結構独特な世界観ではあったが、そこに童謡が加わった

もはやその雰囲気は悪趣味と呼べる域で、なんだか新しい文化そのものを見ているような、別の世界のスタンダードを見ているような印象を受けた

あの世界観をまた新しく作れるところ見るに、当たり前ではあるが庵野監督はやはり天才なのだと思った

後、なんだか最近。妙に僕は碇シンジを勝手に解釈してしまいがちだ

才能と期待と自分の能力と精神力の摩擦に擦り切れそうになっている魂だ

そんな碇シンジはもしかしたら庵野秀明の過去の心情を映した登場人物なのではないだろうか

過去の庵野監督の苦労や辛さと、碇シンジの心情に共通点が多い気がする

庵野監督の経験から要素を抽出し、それを満たす設定を脚本と世界観でドレスアップした作品がエヴァンゲリオンなのではないだろうか、

と感じた。

Qについて

これまでのエヴァから急に変わった一幕だった

最初はわからずで、実は今もよくわからいので何とも言えない

14年も経っているのだから理解するのは難しい局面なのだろう

なのでまたしばらくしたら見返すと思う

最後のシンエヴァについて

本当に良い作品だった

あんなにも泥沼化した作品をあんなに美しい形で終えることが出来るのはやはりすごい

終わらせ方としてはチートのような無理やり感だったが、ただ。それをもしっくりこさせて終わらせるところに庵野監督の凄みを感じた

そして、ここからは監督が望んでいない感想なのかもしれないが、

同時に思ったのは、僕自身に対するアップグレードだ

なんだか、僕の中にあった表現の天井を押し上げてくれる作品だった

ここ最近の僕は映像制作に向けて具体的に動いている

表現とは何か、メッセージとは何か、テーマとは何か、

そういった当たり前のことを言語化し、培っている

そういう日々に見たこの映画は、映画というものがここまで表現するものなのだということを僕に教えてくれた

そこに至るまでの長い道のりは楽しさと苦しさの連続だろうが、なんだかここ数か月忘れかけていた生きた心地を思い出させてくれるような気がしてならない

僕という人間そのものを底上げするという意味においても、この作品は素晴らしく良いものだと思った

あとは、改めて、この作品は庵野監督のやりたいことをやっているだけの作品なのだとも思った

今、僕という人間を鏡写しにした、分身のような作品を作りたい

そういう目標を見いだせただけでも、最近の近況を含め、この作品は素晴らしいものだった

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