親が憎い
この心を忘れるな
もう家から出ていく
でないと僕は多分そのうち親を殺す
今日、親が口論しているところに行って僕は母親の隣にあった洗濯籠を蹴り飛ばした
母親に当たったらしく、母親は痛いと言っていた
そんなの知らない。反省もしていない
もう僕は我慢ができない
親に見られながら生きるのはもう嫌だ
だからもう出ていく
いい加減独り立ちするときだ
もう僕の中に親は必要ないし、いない
いつかは独り立ちする
僕という人間を見て、そんな家族愛とかに見守られ続ける人間だと思うのか?
家族が恋しいのは実家にいるからだ
だから実家を出れば何ともなくなる
そうしてもう一生会わなければいい
僕はそういう人間じゃないか
そういう人間だ
今がチャンスだ、もうこれを機に親とは縁を切って離れて暮らせ
僕にできるのか? 主に金銭的に
家はどこに借りる? 家事は? 食事は?
そんなのやってみてから考えるか
おそらく、帰りたくなったら自殺するだろう
死ぬときは薬で死にたい
親に死にざまを見せながら死にたい
僕はもう吹っ切れた
だからもう家では容赦はするな
僕の親はもういない
だから独り立ちしてもう忘れろ
いや、あれは親だ
ただそれを認めたくない
あんなくだらない人間の子供であることが嫌だ
何回言っても聞かない
そして、それを制御できない自分の無責任も嫌だ
何もかもが嫌だから僕は蹴とばした
叫び方を知らない
後悔はするな
したらたぶんまた、独り立ちできなくなる
前から思っていた、僕は一生このままではいけない
僕は親と相性が悪い
だから無理してここにいる必要はない
実家暮らしは快適だが、それは僕の挑戦を阻害する
もうこんなところにいるのはやめよう
喧嘩したいのなら僕の見えないところでやればいい
そこまで面倒をかけないでくれ
こんな息子はクズか
じゃあ僕は家に残るか?
それは無理だ。今日分かった
だから家を出るしかない