宇宙よりも遠い場所を再び見ている
今、脚本を書いていてふと、脚本が良いアニメを見たくなった
それでまず思い浮かんだのが、宇宙よりも遠い場所だった
なので今、心して見ている。
本編が良いのはしばらくしてまた記事にする気がするので今回はひとまず、エンディングについて感じたことを文字にして残してみる
エンディングの歌が良いというのは前提として、
あのエンディングを見て僕がすごいと思ったところが、キャラが止め絵だということだ
キャラは止め絵だがペンギンや花の線画が動いている
ビジュアルとしてノスタルジーを感じる。エンディングが本来持っているベクトルと絵柄のベクトルが合致し、統一感のあるエンディングになっていた
アニメにおいて、動きというのは具体的感想を伝えるものだ
その点から考えると、止まっているアニメというのはノスタルジーの塊だ
抽象的であり、その作品から伝えられるメッセージに集中することができる
キャラ4人の頭から芽生えた花は彼女たちの夢を示しているのではないだろうか
なんか操られているような印象を受ける。もちろん良い意味で
夢というものに引っ張られる。南極という場所に引き寄せられる熱意をあの花で示している気がする
そういうメッセージ性からもあのエンディングは素晴らしいものだった
P,S,
一つの星を中心に、周りの星が回りだす
南極を印象付ける演出だ
これを映像に取り入れている点もよいと思った
P,S,
南極のノートパソコンにメールが一気に届くシーンが確かあった、
あのシーンはとても感動的だ
感情曲線で言うところの、下がって上がる部分だと思う
ただ、その下がっているというのは、あの場面になって初めて実感したことだ
つまり、予想だにしない展開だったということだ
予想できる感情曲線の下がりは大きな感動を生まない
最高なのは、予想だにしない感情曲線の下がりと上がりだ
上がって初めて気づくような感情が最も感動を生む
だから、予想を裏切るというのは感動において結構重要なことだと思う
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