高中正義、T-SQUARE。フュージョン音楽のようなアニメを作りたい

僕は今アニメを作ろうとしているが、壁にぶつかっている

僕の中にはメッセージが感じられない

言いたいことはあるはずなのに、脚本が書けない

それはそもそも、僕の創作の原動力が、ビジュアルを具体化する。という点にあるからではないだろうか

僕は街を作るとき、そこにいる人々の気配を感じながら作っている

ただ、その感じるという行為は具体的なストーリーを感じ取っているわけではない

そこにいるという事実のみを感じて作っていた

そこにメッセージは特にない

僕の持つ価値はメッセージでも、面白い展開でもない。ユニークな世界だ

そういう世界こそが僕の創り出せる価値なのであれば、それを主軸に作品を作ってみてはどうだろうか

と考えた

これは、フュージョン音楽と同じだ

例えば、高中正義の音楽。

僕は毎年聴いている

電車の中でもここ数年はほぼ高中正義の音楽、もしくはそれ以外のフュージョン音楽。T-SQUAREの宝島などを聴いている

そういう音楽は抽象的だから好きだ

具体的な音楽は自分がいるその場所の匂いさえも上書きしてしまう

それが悪いとは言わないが、僕はそれよりも、自分が今いる環境に寄り添ってくれる音楽のほうが好きだ

言い換えれば、解釈の余地がある

冷房の効いた電車内で聴いた宝島と、暑い日に都会を散歩しているときに聞く宝島。田舎を散歩しているときに聞く宝島

それぞれが自分の見ている景色のBGMとなって世界に彩を与えてくれる

高中正義の音楽もそうだ

歌詞はほぼない。

というか、彼自身がギタリストなのだから当たり前だ

ギターの音で勝負している

歌詞はあるにはあるのだが、それに価値を見出すような作り方はしていない

あくまでギターが主役。歌詞は添え物というような印象だ

僕は、そういうアニメがあってもいいんじゃないか。と思った

曲でいうところの歌詞は、アニメで追いところのセリフ、ストーリーではないか?

そして、曲でいうところのメロディーは背景、設定ではないだろうか

そして、イントロ、間奏といった部分は背景のみで語られる部分だ

フュージョン音楽にはその間奏を楽しむ仕組みがある

そしてその音楽は、歌詞がある物以上に人の生活に彩を与えることができる

今の僕にできることはそれだ

僕が創り出した背景たちを主役に、キャラを添えて、セリフを話す

キーとなるポイントだけキャラが物語を回転させ、背景によって次のキーポイントまで表現する

その連続で作られる作品があってもいいのでは、

と思う

というのは、今僕ができる限りでの表現方法で、何かを作ろうとする場合の妥協でしかないのかもしれない

ただ、高中正義、T-SQUARE、toeなんかもそうだ

楽器の音色に価値を置いた作品だってある

僕の背景でそこまでできるかはわからない

ただ、僕みたいな張りぼての監督志望が作れる作品といったら、それくらいしかないのではない気がする

P,S,

いや、ただ、フュージョンの価値は外で聴くからわかるものでは?

もしそうなのだとすれば、外で散歩しながら見ることのないアニメではこの理論は通用しなくなるか?

いや、そうとも限らないか

散歩しているときに聞くフュージョンがなぜ良いか、

それは、実際にその時自ら感じている感覚と、入力が不在の感覚。その2つの感覚に現実と非現実が入り混じるから楽しいからだ

目で見ている、足で踏んでいる、鼻で嗅ぐものは現実なのに、耳で聞く音楽は非現実で抽象的

そのギャップに幸福を感じるのではないだろうか

だとしたら、僕がアニメでできることは何だ?

アニメを見る人は目と耳で感じる

そして、アニメを見る人は散歩しながらは見ない

目で現実を見て、耳で非現実を聴くのは楽しいことだ

その逆。目で非現実を見て耳で現実を聴くのは?

つまり、音のない映像を見ているだけだ。それでは面白くない

いや、そもそもこの方向性で今回の発案を評価すべきではないか

例えば、パト2の放浪シーン

キャラのセリフと背景でゆったりとした時間が流れるが、あのシーンは僕がやろうとしていることと同じ価値を含んでいる気がする

あの抽象的なシーンはそれまでの劇中でのメッセージを整理する役割もあるのだと思う

伝えたことをかみ砕くのに、背景を黙って見せる

というのは背景で勝負したい僕だからこそできる表現ではないだろうか

アニメーター、声優のみいてくれればいい

退屈といわれる映画だろうが、そこで非現実を味わってくれればいいのでは

そこから学べることがあればさらにいい

東京という文明の抱える生きづらさを実感するために僕の背景を見る

にぎやかで活気に満ちた雰囲気を背景で伝えたい

まるで見ている人が違う世界に飛ばされたような、そういう世界になってほしい

印象派の絵画のようだ

人が今まで見てきた印象をちりばめて画面と色味を設定する

そうしてできた印象の塊を視聴者が感じるだけの映画を作りたい

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