自主制作メモ:機械に魂は宿るのか

宿るとすればそれはどういうきっかけで宿るのだろうか

人間の場合、本能というOSがあり、それに付随する形でデータが蓄積されて、魂が宿る

そうして物心がつく

ロボットの場合はどうだ?

OSは本能としてあり、それに付随する形でデータが蓄積される

じゃあ付随されるデータってなんだ?

いや、付随されるデータが重要というよりかは、それを観測する人がどう感じるかではないか?

人間は人間がどういう挙動をするかを目撃し、それをまねし続けて結果、魂が宿ったように見えているだけなのでは

こういう振る舞いを人間はする。という過去のデータをもとに自分がそれを演じているに過ぎないのではないだろうか

人間は単なる現象だ。観測者が魂があると感じているから魂があるというだけのことであって、そこに何か明確な基準があるわけではない

なので機械にも生命は宿ることになる

見る人がその機械に生命が宿ると感じることで。その機械には生命が宿ったということになる

……ちなみにこの記事は自主制作アニメのためのメモ書きのような記事だ

僕は機械に生命が宿るきっかけが欲しかった

ただ、それに対する答えは結構固まった気がする

その作品における神は僕であって、その神である僕が機械に生命があると言えばあるし、無いと言われればないということになる

そして、そのきっかけは真似事だ

つまり、ロボが映画を見る

そのロボは担当箇所が映画館で、毎日違う映画が上映されるスクリーンで、警備ロボとしてたたずんでいる

そしてそのロボは生き物とは何か、どういう振る舞いをするのか、それを目撃する

そしてマネしだす、生き物の真似を

ただそこで観客は気づくはずだ。それはまねではないと

単なる真似をしているだけなのにそのロボは生きているように見える

じゃあ生命ってなんだ? 魂ってなんだ?

となるわけだ

僕から言わせてもらえば、それは単なる真似だ

鏡と同じだ

現象に過ぎない

その現象は神である僕が定義する

君は主人公だからこういうきっかけっぽいものがあって、それで魂を得る運命なんだよと、

それを定義するだけだ

これは現実世界と創作世界を対応させる仕掛けだ

神と民の関係を創作物と人間の関係に落とし込んで作る

よし、それでいこう!

と、テンションが高くなったところで僕は、ジョーカーを見たくなったので、それを見て寝るとしよう

おやすみ!

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