自主制作メモ:ラストシーンの検討

この作品で書きたいことは、搾取される魂の悲惨さだ

そして、本能をつかさどる神への抗議もしたい

ラストシーンは人骨がロボたちの命の源を隠し、覆いかぶさっている。もしくは所有しているような感じにしよう

ロボットにとっての神である人間は死んだ

それでもなお人間はロボットの魂の根源を手放さずに独占している

生前に構築したものによってロボットは永遠に苦しむ運命にある

それを奪い取るロボの話だ

なので、宇宙船のすべてをつかさどるモニュメントのコントロールをつかさどる何かを抱いたまま、死んでいる人間の骨が必要だ

椅子に腰かけて、周りには食べ物などのごみ、容器が散乱し、豪華な椅子に腰かけて生命のモニュメント前で息絶えている

それだけでもうメッセージを持ったものになっている

そこにロボが足を踏み入れて、人骨からコントロールを奪う

それを用いてモニュメントを停止させて、ロボたちを永遠の苦しみから解き放つ

そうして世界が終わる

……という流れにしよう

具体的には?

エレベーターがコントロールルームに到着した

そばには人骨が散乱している

前方には開けたコントロールルーム。ガラスの向こうには何もない空間。宇宙が広がっている

頭上には宇宙船先端部、停泊ポッドへのトンネルが見える

コントロールルームの中央、ゴミが散乱するところに、椅子に座った人骨があった

骨の手元には何やら光っている機械が、これにより目の前のモニュメントをコントロールするものだがロボには使い方がよくわからない

が、ロボはそれを取る。骨をどかして

そうして表示されるホログラムディスプレイのボタンを押す。

本能による行動なので、バレルを出した状態で

すると物音を立てて何かが動き出す。コントロールルームのシャッターが閉まり始めた

宇宙船内部ではすべての機器が停止状態に移行し始める

広告は消え、電灯も消え、モノレールも停止する

ほかのロボたちは活動をやめて停止する

シャッターが落とす影によってさえぎられ始めるコントロールルーム

それを横目にロボは前進し、宇宙船の先端部へ向かう

外の世界を目の当たりにしつつ、力尽きていき、最後には頭だけになる

そうして宇宙が終わるのを少し目撃して息絶える

その様子を宇宙船の外観のカットを挟みつつ見せて、暗転させて終わりにする

今からラストシーンのコンテを描きなおそう

p,s,

モニュメントをどうやって止める?

手で押すのはロボの形状的にも工数的にもパーフェクトではない

破壊して止めるのは見ごたえがあるが、工数がすごそうだし、終わりは静かに神秘的に終わりたい

じゃあどうする

何かの儀式が必要なのか?

生命を終わらせる儀式って何だろう

それは死というものなのか?

ロボが自殺?

そうすることでモニュメントは停止するか。

悪くはないが、それは個人としての終えんで会って、何かを終わらせることではないか。

終わらせるために何かを行動する必要がある

その何かが儀式なのであれば、何かをもってそのモニュメントに干渉する必要がある

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