自主制作メモ:ラストシーン

作品は必ず終わる

アニメという世界の枠の中の物すべてが終了する

時間というものが進まなくなり、可能性が0になって結果のみが固定される

そういう、作品の終わり自体を脚本に組み込んだら面白そうだ

最初からそのつもりではいたが、その終わりをもっと具体的に描くことにした

ロボが死に、宇宙船のすべてが停止すると、観測者がいなくなる

つまり、世界というものがなくなるというわけだ

世界は観測者がいて初めて成立する

そういう当たり前のことを描きたい

すべてが停止した後、宇宙船は単なる塊となって空間を漂うわけだが、

そういうときに、周囲の星々がブラックアウトしていく

これはまさしく、世界が終了したことを表している

星々=外の世界だ

そして、観測者がいなくなると世界が消える

宇宙船内部もそうだし、外の世界も消える

宇宙船が観測者であれば、それが停止すれば外の世界は消える

そういうことを伝えるカットを描きたい

宇宙船を俯瞰してみて、外の世界が消える

これは、宇宙船が観測者だということを示すアングルだ

そして。外の世界の星々が消える

これは。宇宙船という観測者が息絶え、外の世界が必要なくなったことを示す

それを観測しているのが、画面の向こうの僕らだ

なので、宇宙船だけは存在し続ける

ただ、そこで画面はブラックアウトしていく

作品というものが終わる

宇宙船を目撃する僕ら現実世界の人間もそれを確認することをやめるということだ

この最後の一幕により、僕が作っているのは単なる映像作品では無くなる

定義上は別の世界になる

僕がよくやっている儀式の一つだ

仮想空間内のオブジェクトに現実世界からメタ的な意味付けをすることによって、その作品を本物の別世界にすることができる

これにより僕の作品は単なる作品ではなくなる

現実世界と創作世界。の関係性を現実世界と神の世界との関係と一致させることで、

創作世界を実際にある世界に昇華させることができる

……というのを今回の作品でもやってみようかと思う

事実と可能性、観測者。そういう概念は創作の中であれ現実であれ、等しく存在する

それを用いて2つの世界をつなげる

先に描いてきたような演出によってだ

メタ的な投げかけをするこの作品は実際にある世界となる

リクリエイターズみたいな感じだ

そういう作品を僕は作るつもりです

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