フリーランスとしてやっていく可能性について考えてみる

フリーランスとしてやっていく気にならない

ツイッターなんかで同じようなアーティストが仕事をしているのを見ると、複雑な気持ちになる

複雑な気持ちというのは、小ばかにする→自分に自信がつく→自分が幼稚に思える→自分が損をしているように思える→うらやましい→尊敬する。

という認知が一瞬のうちに推移しているような気持ちだ

今はまだ若い時代に、仕事をしようとは思えない

若いうちは好きなものを作っていたいし、僕という人間の貴重な時間を、お金を得るために費やしたくない

僕は以前から、目先にある利益よりも、数年先にある利益のみを目標に頑張ってきた

だから留年したし、正社員のお誘いも仕事のご依頼も断っている

大学にバイトなんか一切せず、その数年先。つまり今の仕事のためにblnenderなどを勉強してきた

その成果が今につながっている

そして、今。そうして築き上げてきたスキルを使って仕事をするということは、今の状況に満足しているということを認めることになるのではないだろうか、

数年先を見据えて今を生きるのは昔もそうだが、今もそうだ

むしろ、十年くらい先を見据えて今は生きている

僕の最終目標は、日本人監督が行き着くことができる中で最高の地位だ

なので、その目標にたどり着くまでは、今いる場所をゴールとみなさずに、その先の利益を見据えて自己投資を続けると思う

自己投資というのは金銭的な意味ではない、時間的な意味だ

だから、十年先の莫大な利益のために、今というこの時間をお金で売るようなことはあまりしたくない

……という考えがあるからこそ、僕は一瞬。ツイッターで健全に仕事をするフリーランスを確認して、愚かだと思う

そして、次の瞬間には、それが僕のコンプレックスによるものだと気づき、憂鬱になる

僕は人前に出るのが苦手だし、自分の作品が好きではあるが、それが認められるか否かに大きな不安がある

優秀なクリエイターが世の中にはたくさんいて、彼らが切磋琢磨している中僕がこんな気持ちになっていることに若干の危機感がある

はつらつと仕事をする同年代もしくは同レベルのアーティストたちを見ると、自分が置いていかれているのではないかと不安になる

その不安を払しょくするために、自分は理由を付けて仕事をすることから逃れているのではないか、

と考え、また不安になる

そしたら、ちゃんと自分の才能を自分で制御しているアーティストたちがすごい人みたいに見えてくる

愚かなのは僕で、うじうじしながらチャンスを逃し続ける僕こそが間違っているのではないかと、

というわけで僕は、フリーランスには向いていない気がする

それは、自分がフリーランスとしてやっていけるスキルがあるのか疑問に思っているというのもあるし、今という時間をお金のために使うということに抵抗を感じるというその気持ちが深層にある時点で、フリーでやる仕事にやりがいを感じることができないんじゃないかと思う

だから僕は当面の間、自分の好きなものを作っていたい

それが評価されると一番うれしい

自分が注文を受けて何かを作るのはむなしいことだし、

つまらなくはないが、一生を費やすのは人のインスピレーションではなく、自分のインスピレーションでありたい

若いうちにはいろいろ失敗できるだろうし、

当面の間は自主制作をし、それを映画祭などに送りまくる

ということをすると思う

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