自主制作メモ:作品のルックどうしよう

今作っている作品は、世界観、脚本などについて、けっこう満足している

僕はあまり技術的なことができないので、人が登場したり、ものがたくさん動いたり、エフェクトがバリバリ出たり、というようなことはできない

むしろ、無理にそれに挑戦し、作品全体としてのクオリティを下げてしまうのであれば、できないことを無理にやる必要は無いと考える

というわけで、作品内は基本的に、動くものが限られている

広告が動いたり、ホログラムが動いたり、というくらいだ

それはそれで世界観にもなりえる、

例えば、浦和の調ちゃんというアニメは、確か、背景とキャラがあまり干渉してなかった印象がある

それは、絵の中にキャラがいる。という、2つの世界を完全に二分化して伝えている世界観なので、全く問題は無い

むしろそこで、その二分化に監督が気づいてしまい、さらにはそれを解消するために、背景と干渉するカットを挟み込んでしまったら、

あの、絵の中にキャラがいるという世界観が崩れてしまうことになるだろう

それは工数的にも世界観的にもよくない

なので、あのアニメはキャラが背景に基本干渉しないことについて、正解だと思う

そして、そういう考えを僕が今作っている自主制作アニメーションに当てはめてみる

今回の作品は、人類が滅んだ後の世界で、ロボットは与えられた仕事のみをしている

つまり、人は動かないし、ロボは壁にすら触れないし、

そういう世界だ

物語が進むにつれて、ロボットは周囲の物体に干渉するようにはなるが、

ただ、依然として、何かを壊したり、バトルしたり、そういったことはない

なので、今回の作品は物に触れないというブランドが強く出てくる作品になるだろう

それを変に中和するのか、それとも割り切って、物に触れない方向性で行くのか……、

僕がやるべきことは、おそらく。後者をベースに、場をわきまえて前者をやる

ということだろう

というのも、僕が使った中和するという言葉は、背景とロボを干渉させるということと同義ではない

背景とロボを干渉させることが中和させることというだけであって、中和させることが背景とロボを干渉させるということではないということだ

ここでいう中和とは、全体の世界観を現実世界に近づけることを言う

現実世界では絶えず物が動いている

それが無いということはむしろ、人類が滅んだ後の変化の無い世界を表すうえでは大切な要素かもしれない

ただ、そこで単純に、全ての物を停止させてしまったら、それは作品として単純思考すぎる気がする

というのも、少し前のブログで、赤を赤たらしめるのは赤以外だ。というようなことについて説明した通り、

何かを表すためには、その何か以外を描く必要がある

ということだ

つまり、人類が滅んだ後の、全てが止まった世界を表現したいのであれば、わずかに動いている部分を描く必要がある

それも、ホログラムが動くだとか、看板の表示が動くとかではない

物理的な存在感を感じられる動きを画面で捉える必要がある

それが、中和にあたる

具体的には……、

ロボがゴミ箱を倒す

ロボが通り過ぎた後にケーブルやら布やらが動く

エレベーターが動き始める。人を感知する系の何かを動かす

というところではないだろうか

それを見せて初めて、今まで見てきた世界が止まっているのではなく、動いていなかった

というのを人が認識するということだ

なので、場を見計らって、物理法則を感じさせる動きを背景で見せる必要があるというわけだ

ルックについて

ここからようやく、本題に移る、

この記事では、作品のルックについて、自問自答する

というのも、今日研究したイラスト調シェーダーの研究で、ある程度の魅力を持ったルックを擬態化することができた

そのイメージが何となく、今まで見たことが無いようなものだったので、それを膨らませることでこの作品のルックになっていくのでは?

と思ったからだ

このようなツイートをした

ツルツルした曲面を持つオブジェクトをイラスト調にできないか、今日。少し考えていて、何となく形になってきた

これがクリアになったことによって、全体の世界観をイラスト寄りにできることに気づいた

なぜなら、つるつるしたものが多い今回の作品において、変にイラスト調のブラシ質感を重ねてしまうと、表面が汚れたような感じになってしまい、超清潔で無菌な世界観を邪魔してしまう気がしていたからだ

前研究したこの技術は今回の作品ではあまり使われない

汚れというのは不完全なもの、生物的なものを連想させるため、今回の舞台にはふさわしくないと思っていた

そのため、バズった↑の研究だが、今回の自主制作では使わない予定だった、

ただ、今日の研究で、それも少し変わった

ブラシの質感を汚れとしてではなく、単純なブラシの質感として、清潔感を保ったまま表現できることに気づいたからだ

これにより、主人公ロボットもイラスト調にできる可能性が出てきたわけだ

今まで、背景は少しイラストっぽい。イラストの要素を含んだ3Dというようなテイストで進める予定だったが、もっとイラストに寄せてもよいのかもしれない

例えば、映画館の壁にブラシの質感を少しだけ混ぜてみるとか、

座席のような、やわらかいものにブラシの質感を足してみるのも良いな

とにかくそういったところで、2Dの持つ価値を3Dの形に成型して見せる

という、根本的なコンセプトを守って作ってみます

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