もうだいぶ進捗報告をしていなかった気がする
進捗報告するとネタバレになるのでできなかったというのと、進捗報告していいねが来なかったときに不安になるのが嫌だからしていなかった
ただ、さすがにしなさすぎているので、そろそろブログで進捗報告をする
いずれもプレビズです
ネタバレにならないように、超抜粋して、断片的に報告します
カット数的には、前回から70カットほど新たに作りました
天球ディスプレイは偽物の象徴だ
人類という神によって作られた世界だということ、
その手の上で踊っていただけだったというロボットの存在。
全ては作り物で、本物だと思っていたものが実は違った
それは僕が今の人間に訴えかけたいことでもある
魂は単なる真似事でしかないのだと、
天球ディスプレイの裏にはたくさんの機械がある
自然の裏に機械。
自然と思しき面の裏に、機械。
これは皮肉であり、作品のメッセージそのものでもある
ロボットはそのディスプレイの裏に何かがあるなんて知らなかった
まるで、この世界を見てこの世界のすべてを認識している気になっている人間のように
劇場の外はロボットにとっては認識する必要のない、存在しない世界だった
ただ、それを認識するに必要な自主性、好奇心、その理由を手に入れた主人公は初めてその存在を観測する
そうして進む物語だ
傷ついた戦闘ロボは他の概念の象徴だ
魂が高度なレベルに達するために必要となる概念、他という概念
そういう存在に主人公は接する
この瞬間。主人公はレベルアップし、より高度な魂を持つようになる
この物語では結局、主人公は真似事しかしない
ただ、他の概念による嘘と恥はこの後も物語が続くとしたら、このロボたちの魂をさらに高度なものにするはずだ
ただ今回は尺と工数と元気の都合上、そこまでは描けない
なので物語はあっさりと終る
今回。あらゆるところでマテリアルノードの知識を活用している
上のようなシーンでは、ロボとガラスの接点に配置したエンプティをガラスのマテリアルで参照し、その位置からの距離に応じて屈折率を変え、ガラスが歪んでいるような表現とした
また、この距離をノイズ素材のマスクに使い、ホログラムガラスが押されてノイズが走っている感じを表現した
ロボが入る必要のない場所
神の領域をここで示している
まだ制作してないが、この先に生命活動の虚しさを示す下りを挟むつもりだ
人間という存在が奪ってきたもの、生み出してきたもの、それに対する答え合わせのような感じだ
そうして主人公はすべての苦しみを機械的に終了させて、宇宙が終わる
おわりに
咳が出そう
咳しすぎておなか痛くなった