2023年を振り返って

2023年の総評は、進歩はしているが、もっと進めた年。だ、

進捗は確かにした

ただ、2年くらい前のビジョンでは、24歳では商業監督になっていて、3DCG界隈以外の人にも知られているくらいの知名度にはなっている予定だった

そして今、24歳を3か月ほど前に迎えた

僕は今、実家暮らし。フォロワーは今年1万人くらい増え、2万人。知名度は3D界隈の中でならあるが、その外の人たちには知られていない

全然達成できなかったというわけではないが、100パーセントではなかった

とはいえ、全く進まなかったわけではないし、進歩として、クリエイターの中では相当進めたほうだろう

理想が高すぎるというのはある

ただ、人間はゴムと同じで、引っ張れば伸びる

力いっぱい引っ張ればたくさん伸びるし、引っ張らなければ縮んだままだ

そして、引っ張りすぎると千切れる

僕はゴムに例えるなら、引っ張っても引っ張っても千切れないゴムだ

それを自覚しているので、僕にとって、目標を高く持つことはとても有意義なことだ

こうして文章に書いて、今年、目標に届かなかったというこの悔しさと、それでもその高い目標にある程度応えることができた自分に対する自信により、また来年も頑張ろうという気持ちになれる

具体的な振り返り

ツイッターようつべ等のSNSを辿りつつ、解説。自己評価していく、

このころには、1年で自主制作を完成させ、映像系にのめり込んでいく予定だった

ちなみに、この時の自主制作とは、今作っている自主制作のことではない

まだ構想すら浮かんでいなかった

なので、今こうして、自信のある世界観と脚本で自主制作を創れていることは、運が良いことかもしれない

これも年男パワーなのか……

そして、年明けからしばらくして、僕は鬱になっていた

鬱の症状に関してはいろんなところで書いているので省略するが、とにかく過去最悪の精神状態のまま、冬を過ごした

プロダクトデザイン関連の卒論が終わらず、パニックになっていた

パニックになるとデザインのアイデアは降りてこない

いや、降りて来る来ない以前の問題に、僕はプロダクトデザインというものを見失っていた

本来は、機能にデザインがついてくるものである必要があるのに、その逆、デザインに機能を付けるような順番で考えていたから駄目だった

このころの経験はもちろん今に生かされていて、アニメも同じく。かっこいい映像に意味がつくのではなく、意味のある展開にかっこいい映像がついてくる

という、当たり前のことを言語化して扱うことができるようになった

ただ、それに気づかずに、教授の厳しい意見と、迫りくるタイムリミット。留年してまでここまで来たのにまた一年大学をやる羽目になるかもしれないという危機感でどんどん気分が落ち込んで、最終的には壊れた

ちなみにこのころの記憶は今でも、暖房の匂いを嗅ぐとフラッシュバックしてきたりする

そんな過酷な卒論も無事終わり、結局、S評価を頂いた

それから数日後、VFX JAPANの優秀賞に選ばれた

作品は子供都市で、その映像が評価された

具体的に賞を頂くことはおそらく初で、正直。そこまで有名でもない頃にこういう賞を頂けたのはありがたい限りだった

そうして卒業します

留年しつつの卒業でした

今年は無事卒業できただけでも幸せだったかもしれない

今思えば、卒業終了1か月くらい前までどん底だったのに、そこから巻き返してのS評価、意匠権の獲得まで行ったのは年男パワーだったのかもしれない

そう思えば、今年はよくやったほうでは?

大卒という資格を得られただけでもよくやったほうか

あとは、↑のタイミングでしれっと手術もした

卒業後は、メタバース系の会社、クラスター株式会社で働き始めた

とは言いつつ、実際はインターンとしてこの時すでに3か月ほど参加していて、卒論の忙しさゆえに中断、それを卒業と同時に再開。という形だった

後々分かったことだが、そもそも新卒枠そのものが無く、それなのになぜか卒業間際の半年インターンをやっていた

そのため、卒業後もインターンとして、現在に至るまで働くことになる

今、正社員として推薦を受けるというタイミングだが、今後の道について、悩んでいる

どこかでフリーランスになり、もっと派手に動くべきでは、

そう考えると、正社員になるのではなく、フリーランスになる方が良い気がしている

就職?してからは、特に何も起こらず、ただ安定した時間を過ごしていた

↑のツイートは、おそらく、会社に所属しながらやった唯一の仕事だ

これ以外は仕事を取らず、クラスターと自主制作。というような生活をしばらく送っていた

この際なので解説しておくと、この間にも不安な日々を送ったりしていた

なぜなら、自分という人間があまり進んでいないように感じていたから

会社に所属することでいろいろなことを学べ、人として成長できた気がする

ただ、一方で、それ以外の時間。就業していない時間に何をすればいいのか、わからなかった

なので、不安になっていた

大学にいた頃は時間があったので仕事をしたりしていたし、その合間にある時間は休みだと思えていた

ただ、就職してからというもの、就業時間以外の時間を休んでしまうと、自分が追い求めている監督という目標に到達できないのでは、と思った

とはいえ、仕事をしたり、まとまったことをするほどの時間はない

やらなきゃいけないことと、それをできない日々で、不安になっていた

そういう不安も、ここ最近は無くなっている

自主制作アニメーションを作っているからだ

それを作る時間は僕の人生として、進歩している時間だと認識している

なので、今は、精神的には割と安定している

ただ、それが無かったしばらく前は、不安になっていた

そういう時間が多く、100パーセントの時間を自分の進歩のために使えなかったという点が、今年の反省点かもしれない

あとは、生まれて初めて床屋に行ったのも今年か、

ただ結局。床屋に行ったのは今のところ、これが最初で最後だ

今も髪は親に切ってもらってるし、前髪は自分で1分で切っている

眼鏡をはずして何も見えない状態で切っているので、前髪が終わっている

6月、自主制作関係のミーティングをした

普段からお世話になっているエイベックスの方々と、いろいろ話し合った

結局、この脚本は自分の実力不足で実現には至らなかった

今になって思うことは、僕の中には人という概念自体が存在していない

絵を描いていても、機械やロボットや車は描けるのに、人は描けない

単に描いてないだけというのもあるが、それにしても、人体に興味もないし、魂に特別な何かを感じているわけでもない

それは心の底から思っていることで、僕はそもそも人というものに価値を見出していないから、それを大々的に声高らかに訴えかける作品を作ろうとしても、できない

それを知らずにこのころは、人が主人公の普通の作品を作ろうとしていた

だから暗礁に乗り上げていた

何回かミーティングしたがなかなか決まらず、ずるずると引きずった

結局、この計画は途中で消え、僕が別で作ったアイデア、今制作中の自主制作の脚本が採用され、今に至るまで話が進んでいる

現在プレビズ段階で、この冬が明けたころ、劇伴の制作が入る

それ以降、売り方など、僕にはまだわからない分野があると思うので、その際はお力添えを賜る予定です

7月、colosoさんと協力し、講座を制作した

この講座作成は結構大変だった

というのも、僕はコロナ後から今に至るまでほぼ誰とも接することなく生きている人間だ

なので、声を出すという機能自体が退化し始めている

そして、講座というのは、僕が発声して説明するものだ

1講座1時間くらい、

それが24講座くらいあった気がする

資料も作らないといけないし、いろいろ大変だった

講座作成が終わってしばらく経った8月、アニメ背景風3DCGの研究を始めた

ただ、これは別の記事でも少し触れていることだが、

この研究自体、時間稼ぎのためにやったというのが大きい

脚本も暗礁に乗り上げ、たくさん仕事をする時間もないし、そもそも、前のめりにやりたいと思えるような仕事もなかったような気がする

そうして不安になっていたのがこのころだ

その不安の原因は言語化できていて、この記事で書いているような、自分が進んでいるという実感が持てない。というところにあった

なので、この研究を始める

少なくとも研究している時間というのは自分に知見がたまるので、時間を無駄にはしていない

それで成果が出れば納得するだろうし、成果が出なくても、挑戦に費やした時間は不安に思うことはないはずだ

という考えで研究を始めた

結果としては、研究は大成功で、インプレッション的にも、知見的にも、今年一の大きな進歩だった

フォロワーはたぶん5~6千人くらい増えた気がする

万バズレベルのツイートも何回かし、行く先々で、これ見たことある。と言われた

3Dに関係ない高校の同級生にすらそう言われた

これを機に、アニメ会社からのお声がけもあったし、今につながる、某音楽ユニットの方々からのお声がけもあった

このアニメ背景風3DCGの研究があるから、今年は失敗していないと言えると思っている

来年はこの成功を基に、次につながるムーブメントを起こしたい

そして9月終盤、

今に至るまで精力的に制作している、自主制作の構想を思いついた

↑のツイートでは計画通り感を出しているが本当はそうではなく、先に述べた通り、脚本の3割は運だ

このタイミングで、運よく脚本の原案を思いついた

なので、アニメ背景風3DCGの成果も使い、自分で作ることにした

それからはひたすら、自主制作に打ち込む

進捗に関しては、あまりツイートしていない

というのも、今回作っているのは背景で勝負するスタイルの自主制作ではない

そもそもツイッター受けするような背景はあまり登場しない

なので、それをツイートしても、ネタバレになるだけだ

そういうリスクを考えれば、あまりツイートしない方が良いと判断した

なので、この10月ごろから今に至るまで、更新頻度は2週間に一回程度に落ちている

こうして先日のツイートに至る

おそらく、新規の投稿という意味ではこれが最後の投稿になる

自主制作アニメーションのシェーダーを研究したその結果のツイートだ

https://twitter.com/noveldrum/status/1741396702316359950

以上が今年の抜粋となります

来年の話を少ししませう

来年の話は来年することなのであまり多くは触れないが、

まず、新年最初のビッグイベントは、フリーランスになることになるかと思われる

まだ決定ではないが、某音楽系アーティスト集団のお誘いを受けた

そういうお話と、正社員雇用のお話、2つが重なった今。フリーランスになるタイミングが運命によって準備された気がするので、会社を辞めようかと思っている

そのあとは今とは比べ物にならないほど自由になるわけだから、とりあえずいろいろやってみようかと思う

自主制作とフリーランスのお仕事の2本立てになりそうだ

この辺のこまごました話は年明け後にする

総評

総じていうならば、冒頭のような形となる

成果はありつつ、止まっていると感じた時間が長かったという点で、不完全燃焼感のある年だった

とはいえ、開始早々の卒論でアイデアが降ってきたこと、あとは、誕生日前のアニメ背景風3DCGのバズり

この2つは紛れもなくポジティブなトピックで、この2つがあるからこそ、今年は成功したと言える年になった気がする

とはいえ、やはり満足はしていない

この1年で実感した自分の無力さと精神的弱さ、目標を達成できないもどかしさを2024年で解決して軌道に乗りたい

というところで、この1年のまとめとする

今日は昨日のコミケで腰が痛いので、おそらく自主制作はしません

ハルヒ見ておにまい見て寝ます!

それではよいお年を

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