28はサムデイインザレインというタイトルだった
文化祭のことについて描かれる
このエピおs-度はおそらく最終話にあたるエピソードだ
この回について、カメラワークの独特な感じがとても面白かったのでこの記事に記す
最初見たときは独特な感じだなくらいしか思わなかったが、あれから成長し、さらに具体的に言語化できるようになった
あの回のカメラワークはドキュメンタリーあるいは監視カメラあるいはニュース映像のカメラワークだ
何が言いたいかというと、カメラをドラマチックにしていない
ただ単に情報を伝達する画面としてカメラを配置している
その試みについて、すごく良かった
あの、青春の1ページ感のある、けだるい、だけど時間は着実に進んでいるという印象を見る人に与えている
雰囲気を伝えるに特化した構成だ
あのようなことができるのは京アニという、評価された土壌だからこそできるのだろう
挑戦的なアプローチで、ほかのアニメ会社はそうそうまねできない
何故なら、ほかのアニメ会社に求められるのは、楽しいアニメ、だからだ
対して、京アニはある種の作家性、アイドル性を持っている
なので、その挑戦的な表現を許すことができる
エンドレスエイトは少し失敗しているが、そういう挑戦をしやすいアニメ会社だと思う
特に、長門が部室で一人でいるときのあのカット、
たぶん2分くらいあった気がする
あのカットが最たるものだろう
その2分間という画面を、わずかな環境音と共に感じることによって、環境音からくる想像力を楽しむことができる
幸福は相対値なので、印象も相対値だ
情報量の少ないかっとなので、環境音という少ない情報ですらその場の雰囲気を感じるための材料になりえる
そこまで計算し、意図的にコンテを描き、映像化までしてしまったのが28話だ
あの有名な、god knowsも出てくる
ハルヒの中で、一番好きな回だ
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