今日の退職に至るまでの動向

1年半お世話になったクラスター株式会社を離れることになった

今日が最終稼働日だった

クラスターでは、バーチャル内での空間デザインやギミック、ライティング等々、広く携わっていた

仕事は楽しく、月一出社のフルリモート

社員も皆さん良い方ばかりで、いろいろなところでご迷惑をおかけしつつ、楽しく仕事をすることができた

あらゆることに恵まれていて、仕事にやりがいも感じ、給与も良い

これ以上の環境はないと、今文章に書いていて思うのだが、ただ、僕はそこにいてはいけない人間な気がしていた

自分の夢があり、表現したい世界がある

藤田将という名前に価値がついてくる人生を歩むためには、今、会社に入って落ち着いてはいけない気がした

とはいえ、事実、とても快適な会社だ

夢を取るか社会人としての安定を取るか

そういう2つの気持ちに挟まれて1年とちょっとを過ごした2023年の9月ごろ、

正社員の推薦を受けた

インターンから正社員になれる人は少ないようで、自分が評価されて認められたことをうれしく思うのと同時に、心の中には、これで良いのかという疑問も生まれた

正社員になったら、インターン以上に辞めることが難しくなる

それは雇用形態的にも、気持ち的にもだ

正社員になったらここで僕の進展は止まってしまうのではないかと思った

そういう気持ちもあり、正社員雇用の話をいったんストップしてもらったのが11月、

申し訳ないとは思いつつ、正社員雇用の話をお断りし、ひとまずはインターンのまま在籍することになった

ただ、やはり会社としては、社員並みに仕事をする人をインターンとしておくのは良くないことらしく、なるべき早く結論を出してほしい。というような感じだった

……という状況に置かれて半月ほどが経った12月、

少し大きな話が、このタイミングで訪れた

某アーティスト集団からのお声がけだ

これを機に会社を辞めることを決意、2024年の正月休み明けにそのことを伝えた

雇用形態としてはバイトで、規約上はすぐに辞められるようだ

ただ、今やっている案件の切れ目ということで、本日。1/18まで稼働ということになった

そして今日は仕事で使ったソフトウェアのアンインストール、作業ファイルの削除、アカウントのログアウトなどを行い、今。PCが大学時代の頃のようなフリーの状態に戻った

そうして今この文章を書いている

これからは、その、某アーティスト集団のプロジェクトに参加する

具体的な名前に関してはおそらく近日中に告知予定だが、前々から好きだったアーティストの方々だ

そこで自分の力を発揮できるのは夢のような話だし、そこでちゃんと価値を提供できるのは不安な面はありつつも、会社にいた頃にはなかったわくわくも感じている

名前を売れるというのも、世界観的に尖ったものを作れるというのも、そうだ

これから僕の人生は動き出すのだろう

ただ、同時に不安もある

何もしなければ無収入、そして後退してしまう世界だ

不安症の僕に耐えきれるのか?

今、この瞬間はそれ耐える自信がある

ある程度の空白を過ごせるだけの貯金もできた

それに、今は実家暮らしだ

少し様子見でフリーランスをし、金銭的にやっていけそうだったら一人暮らしをする予定だが、今のところは、実家という最強の場所で、挑戦できる

住処は大丈夫。身分もまだ不明瞭、実力や常識も獲得した

そして何より、今。チャンスがある

取引先も増えてきた

以上のことから、フリーランスに転身することに決めたわけだ

なので今後は、いろいろなプロジェクトに参加していくつもりだ

ここからは、自分の名前で生きていく