君の名は、は劇場で3回くらい見た気がする
当時高校生で、映画館に行ったのは10年ぶりくらいだった、
そのときまで、earthというドキュメンタリー映画と、ハム太郎の映画を見に行ったことくらいしかなかった
そんな僕の足を3回も劇場に運ばせてしまうほどの映画だ
もう一回は金曜ロードショーか何かで見た
そして先ほど、コレクターズエディションの君の名はを見た
背景について
今、背景を考えているので、やはりそこに目が行く
新海監督作品の背景はやはり美しい
アニメとは印象を伝えるものであって、景色を伝えるものではない
そういう当たり前のことができていないアニメが大多数を占める中、
新海監督作品の背景はその空気感まで伝えているかのようだった
糸守街を見下ろした時の背景を見て思った
田舎特有の、クローズドでこじんまりしているけど、ただ、人の営みは確かにある感じ
自然に囲まれる街の明かりが点々と点いている景色を見て感じた
アニメの絵は印象派の絵の用だと僕は思っているが、そういう風潮を何倍にもして表現しているのが新海監督の絵だ
ストーリーについて
壮大な題材と繊細な人間模様を同じ作品内で扱っているところがすごい
エヴァやアキラ、まどマギ、
この、マクロとミクロの2つを上手に描いている作品は良い物が多い気がする
あとは、やはり走る。
メインキャラたちが走るのはヒットする作品に共通する要素だ
特に青春系、
君の名はの青春度合いはすごかった
恋愛、性、友人、親子関係、
そういった要素を違和感なく入れ込んでいるので、これだけの青春度合いになったのだろう
あとは、災害という、日本特有の共感性も大きい
新海監督は災害を描こうとしている
君の名はに関しては災害よりも恋愛の完成度が高すぎてあまり目立っていないし、
天気の子、すずめの戸締りはそもそも災害に対する見方が僕とは違うのでよくわからないが、
ただ、災害というのは大抵の場合、壮大だ
そこを題材に描くというのは、日本国内の作品としてはヒットしやすいのかもしれない
エヴァやアキラもそうだ
特にエヴァの災害の感じは良く表現できている
新海監督の災害は、それが起こるまでのことにフォーカスしていると思う
が、エヴァは違う、どちらかというと、災害が起こった後の話だ
そういった点から僕は新海監督の災害よりも、庵野監督の災害の方が、伝えるべき要素を含んでいる気がする
音楽について
radwimpsの音楽が最高だ
これ以上、作品の良さを引きだしている音楽は無い
東京の様子と岐阜の様子
当たりまえのように、両方にマッチしている
それは、東京とか田舎とかそういう、見た目上で決まる世界観ではなく、
君の名は。という、作品自体が一つの世界観を持っているからだろう
だから、その下で語られる場所がどこであろうと、ラッドの曲が似合うし、新海監督の見せ方がマッチしている
監督として作品のビジュアルを最初から最後まで貫き通して把握し、それをクリエイターたちに実現させたということについて、すごいと思う
そして僕も目指したいと思う
まとめ
新海監督はすごい
すごいのでもう少し書きたいところだが、腕がかゆくてこれ以上動けないので、今日はメイキング動画など見て寝ることにする
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