目のハイライトが消えたキャラには独特な雰囲気がある
活発には見えない。ヤンデレ、メンヘラ、みたいな感じになる。
なぜかと言うと、生きている生物において、目のハイライトが見えなくなるタイミングというのがそういうときだからだ
基本的には光源というのは頭上にあるので、目の上部にハイライトが入る
ただ、瞼が下がっていたりすると、それが見えなくなる
瞼が下がっている、活発ではない時にハイライトが消えるので、それだけで消極的な印象になる
それをデフォルメ化して表現したのが、目のハイライトが消えたキャラだ
↑のスレッタちゃんはむしろ一周回って目のハイライトが上に来たみたいなキャラだが、
描き方としてはこれが一番自然で、多数派な描き方だ
多くのキャラは目の上部にハイライトが来る
対して、ハイライトを入れないと、死んだような目になり、無気力な印象の絵になる
デスノートでは死神ですらハイライトが入っているのに、Lには入っていない
ちなみに、そこから派生して、目のハイライトを横、もしくは下に描く風潮もある
これは、目の上部にハイライトを入れるほど元気ではないが、目のハイライトを消すほどは殺伐としていない作品に多い
↑のように、落ち着いた印象のキャラになる
ちなみに、今のアイコンも同じ意図で、ハイライトを目の下に入れている
このように、ハイライトの入れ方はそのキャラの生命力の強さを表していると思う
少なくとも、そういう共通意識のもとに進化した人類が生み出したコンテンツには、ハイライトが強く入っている目には元気を感じる
そして僕は、それが派生して、つるつるしたものに生命を感じるようになっているのではないか?
と思った
今回の自主制作の話をすると、
敵のような感じで登場する↑のロボットの顔は、ハイライトがほぼ入らないようになっている
対して、主人公のロボットにはハイライトと景色の映り込みが入るようにしている
この違いにより、2つのロボの生き物感が変わってくるのが何となくわかるだろう
少なくとも僕はそう思う
これは先に挙げた、目のハイライトに関する印象がこんがらがって、人間が知覚するようになったからだ
2つは同じロボットなので、素材も同じだし、そもそも目ではなく顔なのだが、そういう印象を与えることができた気がする
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