僕は水槽恐怖症かもしれない
というか水槽恐怖症だ
先ほどそれに気づいた
僕は今まで、物心ついたころから、水槽は人類皆怖い物だと思っていた
なんだか見ていて不安になる。今、想像しているだけで嫌だ、眠れなくなりそうだ
あるいは夢に出てきそうだ
それくらい怖いのは他の人も同じなんだろうと、当たり前のように思っていたが実は違ったようだ
先ほど、家族と話していて気付いた
一番無理な水槽を例に挙げる
想像するのも嫌なくらいだがここでまとめる
まずは全体の構造、
大きさは中程度が一番嫌だ
具体的には、直径10m、高さ10mくらいの円柱形の水槽だ
もう書いているだけで嫌だ、寒気がする
窓はほとんどなく、のっぺりしている
角は無く、なめらかに側面と底面が繋がっている
透明度の高い水であればあるほど気味が悪い
魚がいてくれたらまだよいが、いないと最悪だ
塗装は淡い水色など最悪だ
以下、各要素に関する分析
大きさについては、中程度が一番嫌だ
小さければ小さいで問題ない
壁に手足が付きさえすれば、それは水槽というよりかはお風呂みたいなイメージになるので、まだましだ
そして、巨大な水槽も嫌ではあるが、中程度の水槽ほどではない
巨大な水槽であればそこは巨大な空間なので、水槽感が薄まるからだ
僕が嫌いなのは水槽であって、水ではない
頑張って泳がないと端っこに行けなくて、かつ、視界の中に水槽の壁が見えるのはそれだけでものすごく不安になる
そして、窓について、
窓は大きければ大きいほど恐怖心が和らぐ
ガラス張りの水槽はほとんど大丈夫だ
ただ、窓が小さいととても怖い
何故なら圧迫感があるから
僕が嫌なのはのっぺりとした水槽だ
窓が大きければ水槽内の状況が良く見えるため、それは水槽の外と情報のやり取りができることになり、安心する
対して、窓の小さく、少ない水槽はちょっと厳しい
丸い窓だったらなお嫌だ
なんだか圧迫感があり、閉じ込められている感じがする
いや、実際には水槽の外側にいるのだが、内側に行った視界をどうしても想像してしまい、パニックになりそうになる
なので窓は大きく。開放的なほうが良い
形状について、
基本的には中程度の大きさの、窓の少ない水槽であればいかなる場合においても不安になるが、特に、円柱形の水槽は無理だ
あののっぺりとした感じが現実離れしているような気がする
あそこが水で満たされていると想像するともう無理だ
怖くて眠れなくなりそうだ
特に、底面と側面の接合部が滑らかにつながっていそうなところが嫌だ
あの空間にエッジが無いので、精神的な隠れ家が無い気がする
そして、水について
透明であれば透明であるほど怖い
これは最初に挙げた水槽の大きさの分析ともつながってくるが、
僕が嫌なのは水槽なので、その特徴をもろに通してしまう透明度の高い水は怖い
逆に、水槽でも視界ゼロの濁った水なら不安も和らぐ
依然として水槽は怖いが、その特徴を濁った水がシャットアウトしてくれている気がするので、水は濁っていると安心だ
ただ、逆は最悪だ。ものすごく怖い
そのほか細かいところで言うと、
海の環境を再現した系の水槽は大丈夫だ
岩などがあれば水槽だという印象も和らぐので、幾分かましになる
魚がいても同じ理由で、魚がいてくれた方がそこがプリミティブな環境ではなくなり、安心する
水槽内部の塗装については、水色が嫌だと思っているが、それは既存の水族館の多くがそういう色を採用しているためだろう
その印象が今の僕にこの恐怖心とセットになって、嫌悪感を与えているのだろうから割愛する
余談
昔からこれ関係の夢は何個か見てきた気がする
一番トラウマなのが、まだ小さい子供のころに見た夢、直径4mほどの半球形の水槽に1匹のタカアシガニと一緒に閉じ込められた夢だ
気泡すらなく、ただ閉じ込められるという、今考えても嫌な夢だ
ただ、その半球形の水槽はガラス張りだったため、少しはましだ
それが直径10mの窓の少ない水槽だったらうなされて目が覚めるだろう
あとは、ものすごく冷たく、透明度の高い水に満たされた廃墟のような場所を泳ぐ夢もあった
それに関してはそこまでの恐怖心は無く、廃墟という、ディテールにとんだ構造物だということと、その空間自体が広く、角ばった構造だったことから、そこまでの不安は感じなかった
ただ、いずれにせよ透明度の高い水には不安を覚えた
まとめ
これに関しては本当に無理で、この後もいろいろ詳しく書きたい気持ちはやまやまだが、これ以上書くと眠れなくなりそうだ
なので今日は仕事をするか、もしくは先ほど届いた、北野武監督の映画作品、アウトレイジかHANABIを見て気を紛らわすとする
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