地理と民族と戦争

地理と民族と戦争は密接にかかわっているが、それだけでなく、これらを考えると本当の意味での平和が実現可能なのではないかとも思える

世界地図をぼーっと眺めると、海峡や山脈により、境界のようなものが見えてくる

そういう、何となく現れる境界が文化の境界であり、それこそが人間が守るべき境界なのではないだろうか

戦争というのは文化の違いからくる別物感がきっかけとなって起こる気がする

その文化の違いが互いに癒着しあい、関係性が生まれ、収拾がつかなくなっているのが今の世界だ

味方同士の国を辿っていくと敵の国に行き当ったりする

それが何重にも絡まっているので、戦争が終わったとしても、報復に次ぐ報復が終わらない

そもそも世界の構造自体を変えないと戦争は無くならないのだ

こうなるのを回避するには、最初から地理的な境界を守り、文化と人種の移動を制限すべきだった

科学技術が発達し、西洋人が世界各国の先住民を追いやったころから、文化と地理の境界がずれてしまった

このずれが戦争を生むきっかけになって今も世界に癒着している

地球は大西洋、太平洋という大きな壁を持っているんだし、大陸もいくつもある

人種も言語もいくつもある

本当は、自然の影響で出来上がったそれらの文化は地理的特性の結果なので、地理的境界線と文化的境界線は一致しがちなはずだ

そこに手を加えたので、戦争がここまで泥沼化しているのだろう

何もしなければ人は小競り合いのみで暮らせるはずだったのに、変に欲をかいてしまったために戦争という現象が生まれてしまったのかもしれない

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