ポケモンの映画を2つ見た

ミューツーの逆襲

ものすごく久しぶりにミューツーの逆襲を見た

やはりご都合主義的なところはありつつも、それがまた絵本っぽさを出していてよかった

これは放課後ていぼう日誌にも当てはまることだが、

ポケモンを戦わせるという、根本的な問題を最初に扱っているような映画だと思った

これが家畜とは違う扱いなのだということを宣言するための映画で、その点、命を扱う放課後ていぼう日誌と同じ物語の丁寧さがあった

あとは、城のデザインはやはり良かった

僕がこの映画を見返したのは城のデザインがやけにカッコよかった記憶があったからだ

というか、ポケモンの建築、プロダクトのデザインはなかなかレベルが高い気がする

ガウディの建築のようだ

ガウディの建築は芸術作品として評価されているレベルですごいものだ

それに似た物だという印象を与えているだけでもすごいと思う

あと、城の周りを嵐が覆っているというのも良い

閉鎖的な空間だというのを見る人に印象付けたまま物語が進むので、臨場感が違う

ラピュタみたいな感じだ

嵐の中にある静けさによって、そこがまるで舞台のようになっている

僕はそういうのが個人的に好きだ

島が好きなのもその理由だ

この作品はそういう魅力もある良い作品だと思った

水の都の護神ラティアスとラティオス

ミューツーの逆襲の後に、この映画を見た

単純明快なストーリーが良い

僕のように、何か言いたいことがあって作品を作っているのとは違う作り方な気がする

それでいてこういう良い出来になるのはなぜだろうか、今のところ分からない

この作品はとにかく雰囲気が良かった

音楽、背景、それらがマッチして本当にこの世界に入り込んだかのような没入感だった

背景の生活感、撮影処理、脚本のリアリティも相まっての世界観だと思った

あとは、最後の方のボートのシーン。あれを作画でやるのは昔の古き良きアニメなんだなと思った

あれを3Dでやったら味気がなくなってしまうのは、ぬるぬる動きすぎて味気なくなってしまうのと、現実的すぎる造形になってしまい印象的ではなくなってしまうからだろう

だとすると、形を何かの法則に従って変形させるようなジオメトリノードでも組めばよいのか?

というのを少し考えた

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