いままで、アニメレビューという名前で特によかったアニメのレビューをしてきましたが、 ただ、最近。実写映画に関しても熱心に見るようになったため、前からあったアニメレビューをコンテンツレビューという名前に変え、映画も含めて記事を書いていきます これはたぶん批評ではありません 僕がコンテンツに触れて感じた価値を分析し、…
- カテゴリー別アーカイブ コンテンツレビュー
今まで見た作品の中から厳選した作品についてのレビューです
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シャイニングから学ぶ、本能に訴えかける映画
シャイニングを見て怖いと思った あれほどの怖さはヘレディタリー以来だ 途中、眼鏡をはずして見たりしていた 初めて目が悪くてよかったと思ってしまったくらいだ そんな僕が思ったのは、画面の前にいる人にそれほどのことをさせてしまうほどの映画はなぜ、ここまでのことができるのか ということだ ただ、それに関しては少し考えれ…
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インディ・ジョーンズから学ぶ、映画のウソ
インディ・ジョーンズを見た、 見るまで、単なる冒険アドベンチャーだと思っていたが、最後の現実味のある展開ですべてがちゃんとしたSFのような感じにまとまっていたのですごかった ……というのが全体としての感想だ ただ、この記事ではそこから見た映画のウソについて、僕が感じたことをまとめる 映画の途中で、大きなアリが出て…
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レディ・プレイヤー
面白い作品だった サブカル好きにはたまらない映画で、僕も楽しく見れた バーチャル世界の持つ可能性、未来的な雰囲気をうまく表現できていたと思う 僕は、空気感を伝えてくれる映画が好きで、自分もそれを追い求めたいと思っているが、この作品にはそれがあった SAO的な臨場感のある作品でよかった 映像表現に関しても素晴らしい…
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「秒速5センチメートル」
僕はあの作品から、恋愛関係の尊さと儚さ感じた 2つの物語両方とも思いは実らないし、単なる一方通行で終わる ただそうなるのが当たり前の世の中だ だからこそ共感できるしリアリティがある 単なるきれないものにしないというところに、新海監督のこだわりを感じた 背景、光の動かし方、配置のしかたもやはり素晴らしく、3Dをうま…
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最近のアニメは説明しすぎている
もう寝たいので手短に書きます 最近のアニメ含めコンテンツは説明しすぎだと思う 謎にすることで考察する余白を視聴者に与えることができるのに、それをしないのはもったいない 箱に詰め込んでしまっている印象だ 箱の外にはみ出すくらいがちょうどいいし、はみ出すことのできる作品ばかりだ なのに起こったことを説明しようとして、…
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シンエヴァを見ています。
休日らしい休日を過ごさないと鬱になり何もできなくなりそうなので、今日はとりあえず、休日らしい休日を過ごせるように心がけた それでも半日は仕事だったが、もう半日は休日らしい休日を送れた気がする 今日はシンエヴァを見た ちなみに、シンエヴァは2度目、テレビシリーズも確か2回見たような気がする ただ、内容は半分くらい忘…
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「Sonny Boy」
僕がアニメを作るとしたら、こういうアニメになるかもしれない というセリフを、フリクリのレビューの時にも言った気がする このアニメを見る前、フリクリっぽいアニメという印象があり、見始めた当初も同じ、今も同じだ 控えめにした影と、いつでも晴れ渡っているかのようなライティング、 ビビッドな色使いと、シンプルなレイアウト…
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「電脳コイル デンノウコイル」
電脳コイルはメタバース感を漂わせるアニメで、すごくおもしろかった 物語は複雑なのにもかかわらず、理解しやすい構成で、デスノートを見ている時と似た感覚がありました おそらく、なぜこうなっている。ということを理解しなくても楽しめる物語の運びだったから、だと思います テーマに関しても先進的で、今見ても色あせないほど最新…
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アニメの設定は意外にも、世界の核心に迫っている
アニメの設定は意外にも、世界の核心に迫っている 特にそう思わせてくれる作品として”エヴァンゲリオン”と”まどマギ”がある まず、エヴァに関して 人間が滅びることがなくこのまま技術を発達させることができれば、人類補完計画と同じ通過点を通ることになる これは通過点であっ…
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みなみけ2期に関する分析
みなみけ2期に関する分析 みなみけ2期は大失敗アニメとして有名で、その惨状はもはや伝説級。 しばらくは語り継がれるだろう 要因としては、1期の出来が良かったこと、そして2期が酷かったことだ それゆえに1期と比べられて史上最悪とも言える評判になってしまったのだろう 宮崎駿と比べられた宮崎吾郎みたいな感じの不憫さもあ…
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ゲド戦記を見た
ゲド戦記を見た 普通に良かった 宮崎駿の息子、宮崎吾郎監督の初監督作品で、スタジオジブリ制作のアニメ映画だ 全体的な印象としては”理想的ではないが無難なカット”と言う印象で、ほとんど違和感なく見れた点を考えると、映画作品としては成功していたと思う もちろん、スタジオジブリの精鋭たちという手…
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「REDLINE」
デジタル作画の完成形にこの上なく近い作品です 映画の最初から最後まで、すべてのカットがスピード感があり、どのカットをとっても作品になるような、密度の濃い作品でした そういった濃い雰囲気とアメコミ風の絵柄がマッチし、作品の主軸でもあるレースを独特の雰囲気に昇華させることに成功したこの作品は、これまでの劇場版アニメー…
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「パーフェクトブルー」
この作品は今敏監督が初めて監督を務めた作品で、今監督らしい、現実と虚構のはざまのような雰囲気が軸にあるアニメーション映画です 全体的な雰囲気は終始憂鬱とした感じで、式日やserial experiments lain、エルフェンリートのようなトラウマ成分がありました ただ、この作品の特異なところは、アイドルという…
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「耳をすませば」
「耳をすませば」は、スタジオジブリ製作のアニメーション映画で、原作があったり、監督も宮崎駿監督ではなかったり、舞台が現代の日本だったりなど、ジブリとしては珍しい雰囲気の作品になっています 監督は近藤善文監督で、最初で最後の監督作品となりました スタジオジブリの次期メイン監督として期待されていたということもあり、場…
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「てーきゅう」
「てーきゅう」は漫画原作のショートアニメで、ついていくのが大変なくらいテンポよく物語が進んでいきます ほとんど原画だけみたいなアニメーションで見た目がまるでビデオコンテです ただ、その絵柄がショートアニメというフォーマットとうまくマッチして、独特の雰囲気を醸し出しています また、声優陣が地味に豪華なのもおすすめポ…
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「CLANNAD」
超泣ける作品です 登場人物もれなく全員のストーリーがよく、感動しました 今まですべてのアニメを集計している僕ですが、このアニメが今まで1位だった「さくら荘のペットな彼女」を2年ぶりくらいに更新し、1位となりました 原作はKeyで、製作が京都アニメーションです 京アニと言うこともあり、作画は終始安定していて、背景の…
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「銀魂」
「銀魂」は、言わずと知れたギャグ色強めの漫画原作アニメ作品です この作品がここまでの人気作品になった理由はいくつかありますが、その中に、“独特な世界観”という点が挙げられるかと思います 江戸×近未来という世界観はもはや、銀魂意外には許されないほどの強烈な印象を持ち、それだけでこの作品の大き…
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「シン・エヴァンゲリオン」
「シン・エヴァンゲリオン」はテレビ版エヴァンゲリオンのリメイク版のような作品で、全4部作の劇場シリーズです 監督はもちろん庵野秀明監督で「シン・エヴァンゲリオン」に関しても庵野監督感が色濃く出ていました 前半2作品はテレビ版と同じような物語の構成で、順調に使途を撃破していくという流れですが、後半、Qから大きく流れ…
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「アイドルマスター シンデレラガールズ」
©BNEI/PROJECT CINDERELLA dアニメストアより引用 「アイドルマスター シンデレラガールズ」は、アイドルマスターシリーズ3作品目にあたる作品で、「デレマス」の愛称で親しまれています 基本的な物語の道筋は前作のアイマスとほぼ変わりませんが、デレマスでは前作以上にプロデューサーが物語…
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「AKIRA」
「AKIRA」は、原作、監督が大友克洋の、アニメ映画です ディープなアニメオタクには言うまでもないかもしれませんが、この映画はもはや常識ともいえる作品です 個人的には、作画面において、これまでも、そしてこれからも。この作品よりもアニメの理想に近づく作品はないことを確信しています ネオンサインや街頭のテレビCM、バ…
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「フリクリ」
「フリクリ」は、(古き良き頃の)ガイナックス、productionI,G制作のOVAです 一番最初の”無印フリクリ”についてのレビューです この作品の印象としては、”全編がPVのようだ”といった感じでした 基本的に音楽と協調されるように作られており、リズム感のあるカ…
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「君の名は。」
™ Makoto Shinkai/CoMix Wave Films Inc./KADOKAWA – Vectorised by <a href=”//commons.wikimedia.org/wiki/User:Vulphere” title=…
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「ハウルの動く城」
Hayao Miyazaki – <a rel=”nofollow” class=”external free” href=”http://neoapo.com/images/character/1109/a43314415ac1698…
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「ギルティクラウン」
一貫してクールな印象で、シリアスな展開が続きます そして、とにかく作画がすごいアニメです キャラの作画は終始安定していて、見せ場のところではダイナミックに動きます 背景や配置物に関しても、3DCGを上手に使った表現が印象的で、一部カットで減速感はありましたが、全体的に見るとクオリティが高く、現代のアニメの行く末の…
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「バカとテストと召喚獣」
「バカとテストと召喚獣」はラノベ原作のギャグアニメです ただ、ラノベ原作だということを感じさせないくらいの豪快なギャグが目立ちます ギャグを入れることが難しく、漫画原作やオリジナルアニメと比べてもギャグの少ない媒体ですが、この作品は面白いストーリーを実現しています そのため、漫画原作とは少し違う、ベクトルの違うギ…
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「約束のネバーランド」
約束のネバーランドは、漫画原作のアニメです 一見平凡そうな舞台ですが、実は違います。何も知らない子供たちの背後で悲惨なことが行われていました このアニメはストーリーに社会批判のようなものを感じられる作品です 「まどマギ」と同じようなメッセージですが、家畜という存在に対して疑問を投げかけているような気がします そう…
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「エルフェンリート」
とにかくグロいアニメです。その中に切なさを感じました 血が飛び散ったり、内臓が飛び散ったり、四肢がもげたりが当たり前のアニメです ただ、そういった中で、主人公の周りではグロ要素はなく、一見穏やかでつつましい日常展開が送られていきます そのような暖かい一面と、ヒロインを含むディクロニウスと呼ばれる人種が送る悲惨な人…
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「響け!ユーフォニアム」
リアルと萌を兼ね備えた秀逸な絵柄で、青春物語を表現した。京アニの良さを感じられる作品です 絵柄は京アニらしいクオリティの高さや、正確な楽器の描写や。細かい背景描写など、劇場版としてでも通用するレベルの作品でした 現代アニメは3DCGの使い方が未熟だったりして、セル画アニメと比べても張りぼてっぽい印象を持ちますが、…
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「SHIROBAKO」
勉強になるアニメでした 普段見ているアニメがどのようなプロセスで完成されるのか、どんな人たちが活躍しているのか、それを知ることのできるアニメです アニメ初心者の方ももちろんですが、アニメについてある程度の知識を持っている方が見るとさらに楽しめる作品かもしれません。実在する有名な方っぽい登場人物が出てきたりします…
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「マギ」
この作品の良さは雰囲気にあります 異世界系の作品は多くありますが、その多くが西洋風の街並みをバックにした物語展開のように感じられます ただ、このアニメは違いました 舞台は定まっておらず、多種多様な建築様式、デザインが登場し、独特な世界観があります また、その中でも主となっているのはアラビアンな雰囲気の街並みで、実…
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「灰と幻想のグリムガル」
灰と幻想のグリムガルはラノベ原作のアニメです 印象としては、ヒロインが決定的な一人に絞られているわけではなく、その点の珍しさを感じました 見始めてから見終わるまで。ヒロイン候補が分かれると感じられます また、ストーリーとしても面白く、謎を抱えたままいきなり始まる物語に中盤の衝撃的な展開。なろう系に半分つかりながら…
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「機動警察パトレイバー2 The Movie」
機動警察パトレイバー2 The Movieは、機動警察パトレイバーシリーズの劇場版第2弾です 第一弾よりも第二弾のほうが個人的に好きなので、こっちをレビューします ストーリーとしては、全シリーズ同様。レイバーを軸とした展開……というわけではなく、レイバーが主役というよりはその周りの人たちが主役。という印象が比較的…
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「王立宇宙軍 オネアミスの翼」
「王立宇宙軍 オネアミスの翼」は劇場版のアニメ作品です 庵野秀明が作画にかかわったアニメとしても有名で、彼の持ち味である爆発の描写やメカの描写など、面影が見え隠れしています また、映画終盤の打ち上げシーンの氷の描写はこの映画を象徴するシーンとなっていて、1つ1つ手描きして表現された演出は今でも各所で話題に上がって…
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「ふしぎの海のナディア」
「ふしぎの海のナディア」は、海底二万マイルを原案としたアニメーション作品です エヴァシリーズで同じみの庵野秀明監督が初期に手掛けた作品でもあります このアニメでとにかく言えるのは、庵野監督の有能さと彼自身の趣味を堪能できる。 ということです 脚本は名義上、別の人になっているようですが、どうやら元の脚本は庵野監督に…
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「ヨスガノソラ」
注:ネタばれあり エロゲ原作アニメです ただ同時に、深く考察できる作品でした 1クール12話のアニメで、ゲーム原作アニメらしく、3話で一区切りになっています 最後は双子の妹、春日野穹ルートの物語ですが……、最後、2人は死んでもおかしくないような出来事に見舞われます そして、アニメでは何とか助かってそのまま駆け落ち…
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「映像研には手を出すな!」
とにかく雰囲気が独特なアニメでした 湖の上に増改築を重ねつつ建てられた高校、ただ、作画には陰湿な空気はなく、ポップな色使いと構図でギャップを楽しめる作品でした また、生徒の人種が多様なところも独特でよかったです 時々出てくるプロダクトデザインもセンスが光り、突っ込みどころがないくらいに現実に忠実なくせして、ちゃん…
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ラノベ原作アニメ、おすすめ10選!(ネタバレ無し)
ほとんどのアニメには“原作”というものがあります 原作の無いオリジナルアニメでなければ、脚本となった元の媒体があるのです 作品数として一番多いのがマンガ原作アニメ、それにラノベ、ゲーム、オリジナル……と続くわけです ……そして今回は、その中から、ラノベを原作としたアニメに焦点を当てておすす…
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【アニメ】原作を予想しながらアニメを見ると楽しい : ②マンガ篇
マンガ原作アニメの特徴 マンガを原作とするアニメ作品には、以下のような傾向がある気がします タイトルに人名が入る タイトルがわかりにくい キャラデザと絵柄が個性的 ギャグに勢いがある ショートアニメになる それぞれ見てみましょう タイトルに人名が入る マンガのタイトルには人の名前が入るものが多い……というわけでは…
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【アニメ】原作を予想しながらアニメを見ると楽しい : ①ラノベ篇
アニメはただ見るだけでも楽しいですね ただ、もっとアニメを楽しむ方法がある…… と自分は思います 今回はそんな楽しみ方の紹介と、ラノベ原作アニメの法則について、紹介します ラノベ原作アニメの特徴 ラノベとは 純文学とは違う、萌えやバトルなど、サブカル要素を取り入れた、若者向けのコンテンツになります ……そんなラノ…