自主制作アニメーションにて、言語的な面でこだわったこと

今日が出品予定の映画祭の中で、最初の締め切り日だ

今後、海外の映画祭などにも出すかもしれない

海外の映画祭に出したりする際は特に、字幕を付ける必要があるようだが、

今回僕が作った作品は言語の壁にとらわれない形にするというのを心掛けたので、字幕を付ける必要はない(と思われる)

この作品では、人間とロボットのような構図にしている

そして、その人間というのは特定の人種や文化圏を指すのではなく、人間という、種族そのものを示している

なので、日本語、だとか、英語。みたいな、特定の人種を連想させる感じには人間を取り上げたくなかった

宇宙船の中ではいろいろな言語が織り交ざっている

この宇宙船は地球人をバランスよく乗せた船なので、様々な言語や文化の人々が乗っていた

……というような設定もあるし、

後は、この作品の存在意義としても、無声映画というポテンシャルを生かすなら文字で説明してしまう映画はちょっと惜しいなという気がした

せっかく無声映画で、言語という枠を超えることができるポテンシャルがあるので、映像面でも無声映画と同じく、言語に頼らない見せ方をしようと思った

それには2通りはあるだろう、

言語を全く登場させない映像にするか、

逆に、たくさんの言語が登場してそれらに意味を持たせないか、

だ。

今回の作品では後者寄りの手段で映像にした

たくさんの言語が登場するという舞台は先に書いた通りの意味があるし、

それらを理解できなくても話の流れがわかるような展開にしている

この作品は、自分がキャラクター制作をできない人間で、

かつ、声優を雇えるような度胸も経験もお金もない、

そういう不利な状況を最大限長所にするべく、世界観や設定や脚本で工夫し、わずかな共通項を映像にしたような作品だ

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