乾燥した砂の山が地平線の彼方まで広がっている様子にとても惹かれる
行ったことはないが、僕はたぶん、砂漠が好きだ
ビジュアルに惹かれるというものあるし、その訳を考えれば考えるほど、僕の他の趣味嗜好に繋がっている感じがする
僕が好きなもので、ほかに、アニメというのもあるが、それと砂漠とには共通点がある
情報量を省く、デフォルメされた世界観。プリミティブなビジュアルという点で、砂漠とアニメは似ている
何かを伝えるために必要最小限の情報量で伝える映像がアニメだ
最近のアニメはどんどん不純物が混じってきているので、あまり好きではないが、
一昔前のセル画アニメなんかは、純粋に必要最低限の記号で物語を伝えているような気がするので好きだ
そういう、情報量が少ないという点を現実の風景に落とし込むと、砂漠になる
砂漠以外にも、ウユニ塩湖だとか、南極だとか、そういう景色にも同様に惹かれる
ただ、ウユニ塩湖はともかく、南極は寒いし、
というと、砂漠だって暑いのかもしれないが、
アラブの民族衣装、ディシュダシャを着ればそこまで暑いわけでもないのでは?
むしろ8月の東京の方が不快指数が高い気もする
僕が思う砂漠とは、青い空と一面の白い砂丘、吹き抜ける乾燥した風、その風が作り出す砂紋
変化を象徴するものがないので、砂漠に惹かれる
自分のことを言語化して気づいたのは、僕は変化を嫌う人間だということだ
変化を徹底的に嫌う
髪が抜けるのは変化なので嫌いだし、
今、実家に籠って一人暮らしに踏み込めないのも、変化を嫌うからだ
僕を徹底的にかみ砕くと、変化を嫌う人間。変化がないものが好き。という答えに行き着く気がする
もちろん、そういう趣味嗜好は僕の作品に出ている

↑はだいぶ前の作品だが、作者的に、僕の好きなものを純度高く表現できているので今でもお気に入りの作品だ
本来、人でにぎわっているはずの街に誰もいない
そればかりか、水たまりはできているし、よく見ると小石も落ちている
この作品は、台風の目の中に入った瞬間のような、
変化の中にできた無変化を表現した作品だ
変化が最も少ない状況とは、単にすべてがストップした状態ではない、
本来は変化しているものが変化していないときの姿だ。
↑の作品だと、風やら雨が吹き荒れる台風。本来は人がたくさんいる繁華街。たくさんの看板
すべて変化の象徴だ
その変化の象徴であるはずの街から人が消え、風は止み、雨も上がった
地面には水たまりが鏡のように張り、街を映している。それは風がないという状態を見る人に伝える
上空に流れる低い雲が台風の時の景色を連想させる
そこに当たるオレンジ色の街の光もノスタルジーを感じさせる仕掛けだ
風に乗って運ばれる雲。に、自分のいる街から出た光が当たっている様子に寂しさを感じる
内と外との境界を見ているからかもしれない
明るい家の中から暗い屋外を眺めると寂しい気持ちになるように、
明るい街から暗い空に浮かぶ雲を眺めていると、寂しい気持ちになる
台風という変化に富んだ気象条件と、繁華街という、これまた変化に富んだロケーション
それらが両方とも静かになる台風の目の中という条件を表現したこの作品は、僕がやりたいこと、都市を作るうえで表現したかったことを純度高く表現できているという点で、自分が創ったものの中でも特に好きな作品の一つだ
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