自主制作を中心に、ご紹介します。
作者
藤田将
Fujita Sho
1999年10月8日千葉県生まれ、東京電機大学卒。
自分が作る意味を追求し、存在意義のある作品作りとそれをラッピングする独自の表現を研究している。
3DCGだけでなく、過去にはキャライラスト、フォトバッシュ、MV制作、などで仕事をしていたり、仕事以外の趣味でもフィールドレコーディング、ウェブデザイン、自転車や鉛筆画、日帰り旅、写真などもやったりしていた。
趣味はアニメ鑑賞と創作活動、好きなゲームは”シムシティシリーズ”
今後挑戦したいことは映像の監督、脚本。
作品
アニメ背景風3DCG
公開日 2023年9月
製作時間 約30日
今後の映像表現のために、シェーディングとルックを研究した際にできた、試作品のような作品です
ペイントテクスチャではなく、プロシージャル的な使い勝手の手描き風マテリアルを制作しました。
子供都市
公開日 2022年4月1日
製作時間 約30日
ご依頼を受けて制作した作品です。
街を丸ごと一つ創りました。
コンセプトアートとしての役割もあったため、今までの世界観を土台に、新しい要素も盛り込みました。
ちなみに、同プロジェクト内ではバスのデザインやPVのカメラワークなどにも参加させていただいています。
また、この作品は、VFX-JAPANアワード2023 ショートフィルム部門 優秀賞を受賞しました
▼ 解説 & メイキング
製作コストの削減のためにした工夫として、まず、たくさんの色がまとまったテクスチャを作り、それをもとにマテリアルの色をUVマッピングによって指定できるようにしました。
これにより、各マテリアルを色ごとに用意する必要が無くなったため、マテリアル数の削減と、表現できる色の幅が広がり、結果としてリピート感の少ない街を作ることができました。
他にも、テクスチャをuv展開無しで貼ることのできるノードを考えました。
これにより、テクスチャの質感と、プロシージャルマテリアルの扱い易さを両立したマテリアルを作ることに成功しています。
今回の作品では、木の壁にこのギミックを使い、ほとんどすべてをUV展開することなく表現することができました。
また、今回の作品には膨大な数の看板が登場するため、それらを効率的に設置できるよう、看板を半自動ランダム生成できるマテリアルを考えました。
最初に、元となる看板テクスチャを制作して連番画像として書き出し、それらがランダムに出現し、かつ、看板風の色味でランダムに着色されるノードを組んで実現させました。
他にも、素材テクスチャをrgb別で制御してきれいに着色できるようにしたり、文字と模様を分けて考えることでさらなるランダム感を追求したり、様々な工夫をしています。
Doory
公開日 2024年3月24日
製作時間 45日
メタバースをテーマにした作品です。
人類がすべて創り出した、理想的な世界を想像して制作しました。
不死の都 リメイク版
公開日 2022年1月20日
製作時間 約20日 + 約10日
東京が不死の街だということを意識し、そのイメージを誇張して制作した作品です。
作中の音声やテクスチャなども半分以上は自分で録音、撮影しています。
渋谷、名古屋にて行われた”昭和百年展”に出展した作品でもあります。
▼ 解説 & メイキング
まず、この作品の主役である路面電車をデザインするにあたり、“香港トラムを改造”ということを前提としました。
運転台を独立させて別方向に回転させることで、車両の大型化と機動性を改善している。と言う設定です。
こういった構造の車両は今までになく、何も見ないで作れる自分にしかできない、オリジナリティに溢れたデザインにできたと感じています。
タイトルにある”不死の都”というのは、東京のことを指している言葉で、戦争や地震などで破壊されてもそのたびに復興し、今では世界一の大都市となった東京の力強さと内に秘めた美しさを表現する。というコンセプトの作品です。
そのため、街の形状や路面電車の行先などにもストーリー性を持たせた、ある種のメッセージになっています。
また、オリジナリティを追及するために、音源のほとんどは自分が東京で録音し、編集したものを使用しています。
時計広場
公開日 2021年7月14日
製作時間 18日
フォトバッシュと3DCGとイラストを融合させた作品です。
雨宿りしているイメージで制作しました。
さらに、デジタル時計とアナログ時計を配置することで“新旧の融合”というテーマも表現しています。
東京マシーン
公開日 2021年10月31日
製作時間 約30日
東海道線に載っていた時に思いついた作品です 。
機械や配管で繋がれた東京が一つの大きな機械のように感じられたので、その時の印象を誇張表現して作品にしました。
〇〇工場
公開日 2021年3月3日
製作期間 ?日
体験型のアート作品を作りたかったので作りました
今のところ唯一の、ウェブページを媒体とした作品です
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公開日 2022年8月30日
製作期間 2021年7月~
創作を始め、留年し、体を悪くし、日の目を見かける。という僕の創作半生を車をモチーフにアニメーション作品として表現しています。
制作中止なのか断念なのかはよくわかりませんが……、ツイッターのサブチャンネルに大量に公開されている限定公開動画をたどった終点で、完成途中のこの作品を視聴できます。
その他の作品……
ドラム
中学からやってます