以前見たことあったが、今回ブルーレイを買い、改めて見てみた。
備忘録として記事を書く
環境破壊に対するメッセージが強く出ているが、それを美しく物語にできているので、説教にはなっていない
環境破壊というのは、人間とオームや腐海との関係だけであって、そこからくる世界観の上で物語を進めることで、このような作品になるのかもしれない
展開をつなげていくうえで必要となるキャラクターの選択はこの、世界観にのっとって決まっていく
最初から一つの柱として、人間と自然というテーマがあるので、一貫した物語になっている
オーディオコメンタリーも見た
細かい点で、ものすごく参考になった。
その中でも一つ、改めて思ったことだが、
やはり、宮崎駿の作品はなんとなくその構成にパターンがあるような気がした
オームが押し寄せる展開は未来少年コナンの津波だし、終盤に人々が走りまわるのは他の宮崎アニメにありがちな展開だし、
メカ関係が終盤に壊れるのもありがちだ
……というようなことをオーディオコメンタリーで聞いた
確かにそうだ
主人公はたいてい、少年少女、それも思春期前になっているし、
古代兵器や巨大な飛行艇などもよく出てくる
というか、これに関しては僕も、自主制作と同じ展開を今考えている物語でやっているので、なんだかそれに関して、自信がついた

藤田将
Fujita Sho
1999年10月8日生まれ、千葉県出身、東京電機大学卒。
フリーランスの3DCGアーティスト。メインツールはblender。主にアニメ関係でお仕事をしています。
その他、シェーディングに関する研究の発信や、ジオメトリノードを使ったジェネレーターなども販売中。
趣味は創作活動、一人旅、コンテンツの鑑賞と研究、デバイス集め。
最近はアニメ関連の監督や、脚本のお仕事をするために修行中。