
最近、僕の周りで、このアニメに関する話題が多く出ていた気がする
どうも、ギターを3Dでやり、キャラを2Dでやっている。という話を聞いた
確かにこのアニメはそういった見せ方をしていて、2004年の作品とは思えないほど先進的だと思った
ギターだけでなく、背景や車なども3Dでやっていて、それなのに辺に悪目立ちしているような感じでもない
特に、OPの最後のほうのカット、飛行機は3Dでやっていたが、2Dと見間違えるような質感表現で驚いた
見たところ、美術さんに書いてもらった飛行機の絵を3Dに投影しているような感じだった
そういう表現は今となってはもうありがち表現になってしまったが、2004年の時点で、違和感なくそれを映像化しているという時点ですごい
むしろ、黎明期だからこそ、研究もかねて本気で手を抜かずにその絵を作っていた感じがしてよかった
ストーリーについて
僕は、若者が夢を追う系の物語が好きで、よく見ている
この作品もそういった感じなので、見ていて楽しかった
なんだか、いつまでも平凡な日常が続くような、気楽な雰囲気の若者がたくさん出てきていて、良かった
バンドが結成されるまでも、とんとん拍子に行くのではなく、いろいろな障害を乗り越えて行ったり、最後には一度解散していたり、
そういうイベントの配分はちょうどよいペースだった気がする
26話だが、最後まで安定して楽しめた
キャラクターに関しても、根っこからの悪者はほとんど出てこない
学校の不良も成長して大人になったらまともな人間になっているし、
殴り合いも、単なる恨みの晴らし合いではなく、理由があって殴り合っているというような、人間性も垣間見える風に描かれていた
レイアウト、カット運びについて
この作品で一番すごいと思ったのが、カット割り、レイアウトなど、絵コンテの領域だ
カメラを不必要に動かすことなく、淡々と場面をつなげているような作り方がとてもかっこよかった
暗転を多用しているのも、一見するとレパートリーの少ないつなげ方だと思われがちだが、この作品においては違った
正直、この結果が監督の意図したものだったのかはよくわからない
が、暗転を多用して生み出される独特なリズム、淡々としたカメラワークなども相まったこの作品の雰囲気が意図的なものだとしたら、監督の実力は半端ないと思う
フリクリの影響は受けているかもしれない
髪などのハイライトが少なく、淡々と場面を見せる説明的なレイアウトはフリクリっぽかった
マッドハウスについて
この作品はマッドハウス制作だ。
マッドハウスはもしかしたら、僕の一番好きなアニメスタジオかもしれない
サニーボーイ、ブラックラグーン、メトロポリスなど、
なぜか、僕の好きなアニメはマッドハウスが作っていることが多い
今敏監督作品もマッドハウスだ
なんとなく、スタジオの持つ雰囲気のようなものが、僕が求めるものと近しいものがある
説明的なアングル、ノスタルジックな世界観、ディープな描写などが僕は好きだが、マッドハウスの作品にはそれがたくさんあるのかもしれない
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