僕は目がとても悪い
ICLのおかげで視力は1以上になったが、その前はほとんど0だった
この動画はICLを受ける寸前に、自分の目の悪さを忠実に再現した動画だ
コンタクトは-7.0と-7.5とかだった気がする
僕よりも目の悪い人には会ったことない
それくらい目が悪い
目が悪いというのは、つまり、水晶体によって網膜上に像が合わないということになる
端的に言うならば、生き物としての欠陥だ。奇形だ。
先ほどの動画を見てもらえればわかるが、この目の悪さで文明が無かったら、確実に死んでいる
つまり、僕のような、目の像が合わない遺伝子は残らない
そうして人間はまた強くなるというわけだ
ただ、それでも僕は現代技術の粋を結集させた手術によって、目が良くなった
いや、手術でなくても。眼鏡をかければ目が良くなって、普通に生きれるようになる
そうして、目の悪い両親から、目の悪い子供が生まれる
僕は昔から、文明が嫌いだと言っているが、その一番の原因がそういう、苦しみを背負って生まれてくる次の世代を思ってのことだ
僕のように、目が悪くて、顎も左右非対称に開き、肌も弱い。そういう人間が生まれてしまうのは種族として不健全だと思う
とは言いつつも、僕の中には全く逆の考えもある
テクノロジーの発展は嫌いだが、遺伝子組み換えは積極的に行うべきだと考えている
遺伝子組み換え食品ではない。遺伝子組み換え人間だ
人間が、自分らのためだけに子孫を残してしまうの種族なのであれば、遺伝子を補正して集団としての人間の体の強さを担保するべきだ
でないと、顎が開かなかったり、目が見えなかったり、肌が弱かったりする人間も生まれてしまう
危険やリスクを技術で無かったことにするのは良いが、それで生じる自然淘汰の排除のことも考えないと、人間はこの先どんどん辛くなる一方だ
遺伝子組み換えに関してはいろいろなところで議論がされているが、その議論をするのはもう100年遅い
産業革命後を止めなかった時点で、人類には前にしか道が残されていないのだから、そんな中で遺伝子組み換えだけを規制するのは道が険しすぎる
まだ技術的に不十分ならば仕方がないが、道徳的な問題を理由に遺伝子組み換えの研究に反対するのは、それこそ道徳上良くない
今は技術力で無理やりねじ伏せてはいるが、欠陥を持った遺伝による苦しみは結構なものだと個人的には思う
どこかでそういう議論になるだろう
現時点だと、こういうことを表で言うと、この人は不道徳な人だと言われそうなので、こういうところでメモにしておく程度にとどめておくが、
ゆくゆくは遺伝子関連の研究もせざるを得ない時代になるだろう
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