個人的にはAKIRAのほうが好きだ
AKIRAとスチームボーイを比較すると、対立構造のわかりやすさに違いがある
AKIRAでは、科学に翻弄される人々、その中での対立構造がわかりやすいので、何が起こっているのか理解しながら見ることができるが、
スチームボーイでは、その対立構造が地味なので、何が起こっているのかがわかりにくい
ただ、気を付けてみてみると、やはり、同じ人が作っているということもあり、登場人物たちの構図が同じ事がわかる
AKIRAもスチームボーイも、科学に翻弄された人々が陣営に分かれて戦うという構図で、
AKIRAほどではないにせよ、スチームボーイも。テクノロジーが街をめちゃくちゃにして終わる
それでもなぜ、AKIRAの方が人気があるのかというと、AKIRAではテクノロジー的な構造と、大人と子供という対立構造を重ねて表現しているからだろう
これにより、キャラクターに物語が生まれ、共感もしやすくなるし、見ていて派手になる
本来は感情的なものを含まないはずのAKIRAの世界観に、キャラクターが生まれている
テーマが強い分、それにリンクさせて登場人物の属性を設定することで、両者とも見どころのある作品になっている気がする
スチームボーイがAKIRAほどの評価を得ていないのは、この、キャラクター面での設定と、世界観テーマ設定とのリンクが弱いからな気がした
思い返せば、火垂るの墓も。伝えたいテーマは主人公や登場人物の関係に落とし込まれているし、
メトロポリス、エヴァンゲリオン、パーフェクトブルー、そういう名作はいくら作者の意見が尖っていても、それを楽しく見ることができるのはキャラクターをラベルとして使うのではなく、キャラクターの存在自体にテーマを練りこんでいるからだ
特に、青年期くらいの男女が登場する冒険活劇系の作品で尖ったテーマを伝える場合は必須なのかもしれない
スチームボーイの場合は、ハードボイルドアニメの構図で冒険活劇をしてしまった
アニメ映像にキャラが登場する限り、そのキャラクターにテーマを吹き込むというのは必須なのだろう
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