GASを用いた資料等の自動振り分けシステム

AIが出てきてからというもの、身の回りの面倒ごとすべてをAIに任せるということを日々研究して、実践している

その効果は絶大で、すでに、フリーランスとしての作業の中でもクリエイティブにあまり関係のない作業はある程度自動化して作業する仕組みが出来上がっている

クリエイターがAIを使うという話になると、どうしても表現の話になってしまいがちで、個人的にはそれについて、表現自体をAIに任せるのは味気ないと思っている

ただ、正直なところ、コスパの悪い部分についてはAIに任せたい

例えば、雑多な街を表現するというような作業が発生した際、僕はどういった雑多な街を表現したいかという選択をする必要があるわけだが、

その時、僕は恐らく、ここにこういう形のビルがあって、ここに渡り廊下があって、みたいな、アウトラインを主に考えて画面を作ると思う

ただ、実際に、雑多な街を表現する際に一番工数がかかるのは、小物類の配置、もしくはテクスチャの作成、などだと思う

そして、僕という作家性においては、そういうディテール類で雑多な街を表現するというのはあまり重要視していないし、膨大な作業量の割には与える影響も小さい

だったら、画面全体のアウトラインを設計するのは自分が行って、細かな部分に関してはAIにやってもらう。というのが今後の創作として一番しっくりくる気がしている

というようなのが僕の本音だが、それが世の中に受け入れられるか否かと言われると何とも言えない

クリエイティブ×AIというのはセンセーショナルな問題でもあるので、その組み合わせが出た瞬間に拒絶されてしまうこともあるだろう

上記の通りに僕がaiを取り入れるのはしばらく後のことになりそうだ

ただ、実際問題、AIの進化は止まらない

株式売買も、インターネットも、仮想通貨も、新しい何かが生まれる時代では、基本的には早いもの勝ちみたいな世の中なので、このAIに関しても単なるクリエイターのこだわりという理由で躊躇するのはもったいない

ということで、最近は、クリエイティブには関係ない、バックエンド領域でのAI活用を積極的に進めている

フリーランスとしてのblenderでの作業や、日常生活内で使うオリジナルアプリやソフトウェアの開発などなど、いろいろやっているが、

ここ数日はまた新しく、大きな進歩があったので共有する

資料の仕分け、特に、フリーランスとしては、経費に計上するレシートの分類に時間を使ってしまうのがもったいないと思っていた

いちいち日付や金額などを記入して、スプシにまとめるという作業だ

そのために時間を使うのはもったいないと思っていたので、これを自動化できる仕組みを作った

まず、ドライブに”未処理ボックス”というフォルダを作る

ここに格納したレシートの写真、クライアントに出した請求書のデータ、などなどが一時的に格納される

PCからもスマホからもスクショや写真を共有できるということで、入り口はドライブのフォルダにした

日ごろ、請求書を出したり、何か物品を購入したりした際、何も考えずにここにそのファイルをここに格納する

すると、gasが12時間に一回、そのフォルダを確認し、geminiのAPIに投げて、回答してくれる

geminiが回答してくれるというのが可能になったので、この仕組みを作ることができた

AIが解釈してくれるので、まず、このファイルがレシートなのか、請求書なのか、郵便物なのか、という時点から分類をしてくれる

さらに、仮にレシートなら、金額や日付、科目まで分けてくれる

これは後々、確定申告するものなので、専門的な判断が必要になるのだが、それに関しては、以前から税金関係のことは人間の税理士に任せているので、心配はないと思う

省きたかったのは、僕が作業とは全く関係のないレシートの情報入力、税理士に送る用の資料を作っていることだったので、それを今回、この仕組みに任せたという形だ

あとは、請求書なども、金額や請求先を識別して、所定のフォルダに格納してくれる

請求書やレシートなどに関して、読み取り精度は全く問題なしで、今のところは正確に集計してくれる

もちろん、ブレたたりぼけてたりする写真だと難しいのだろうが、そういった場合はエラーを出して要確認のフォルダに格納しつつ、なぜエラーになったかも同時に併記してもらうようにした

集計先にはスプシを使用している

分類されたファイル類はドライブ内で所定のフォルダに格納されるのと同時に、スプシにすべての情報が集計される

ここは、現在のAIの使い方で最も適した設計思想だと思っていて、

いろいろツールは使ってきたが、結局、AIは解釈がまだ苦手だなというのがあった

解釈はまだ人間がする必要があるし、先ほどの作家性の話にも戻るが、人として、どこまで行っても解釈するというのを人間が捨てるべきではないなと思う

いや、実際のところは、レシートを解釈して作家性が生まれるようなことはほとんどないと思うので、そのあたりもAIにやってほしいとは思いつつも、

ただ、現時点ではAIは解釈が苦手なので、柔軟なことはできない

そうなると、今回のように、たくさんのデータの仕分けはAIが行い、そうして整理された結果を見て、人間が判断する。というような仕組みが一番成功しやすい

物件探しと同じだ、

何百という物件を定量的に集計して判断する仕組みはAIを組み込むことで飛躍的に効率化できるが、最終的に判断するのは人間が行う必要がある

間取りが気に入らないだとか、景色が気に入らないだとかの”感想”は自分しかもっていない

その感想を得るための抽出作業のみ仕組みにやってもらうのが良いだろう

というのが、最近いろいろなツールなどを作っていて思うことだ

今回作った資料の仕分けシステムも、定量的な仕分けのみAIにやってもらって、それを把握するのが僕の仕事。というようなことになる

把握するためのsortingを自分が行う必要がなくなったということだ

あとは、スプシ側で色分けも行ってくれるので、金額でどの程度のものがあるのか、一目でわかるようになっている

URLも併記してもらったりすることで、人の目でチェックする導線も最適化した

備考欄も設けて同時に埋めてもらうことにより、この行はこういった意味を持っている、というのを把握しやしやすくなっている

この、把握するというのが今後の立ち回りにおいて最も重要だと思っていて、

AIを使いこなすという点において、共有する情報量が多ければ多いほど有利になる

最近だと、AIですべての音声を常時録音して学習させるみたいなのも登場していて、

そういうのは個人的に、社会的信用を失う気もしていて、そもそもそれは盗聴では? 犯罪では? とも思うのでさすがにやらないが、

ただ、それをしたくなる気持ちもわからなくはない

AIはテレパシーが使えるわけではないので、自分が情報を与えないと何もしてくれない

そうなると、AIから享受する価値=AIに与えた情報量

みたいになる気がする

その点、今回の資料共有システムは、身の回りの電子ファイル形式の情報をすべて把握できる場所、を作りたいという思惑もあった

作業効率化であるのと同時に、AIに自分を把握してもらう場でもあり、さらに言えば、紙媒体での資料保管の重要性を下げる仕組みでもある。一石三鳥みたいな感じだ

ただ、やはり、セキュリティ面では懸念もある

AIに多くを投げるというのはもちろん躊躇もあったし、aiは良くも悪くも柔軟なものなので、それが脆弱性になってしまう気もした

もちろん、今回も、アカウントの設定やそもそも変なデータが入力されないように仕組みを作るなど、いろいろと対策は行ってはいるものの、やはり新しい技術ということもあり、まだ未知数なところもある

僕個人的な趣味嗜好で言うと、新しい技術や習慣などはリスク以上に好奇心的な楽しさがあるので、積極的に取り入れて、試してみたい

今のところ気を付けるべきは、自分の意図しない入力がAIにされてしまうことだと思う

今回のように、自分が作成した資料だったり、自分が選んだもののみを集計するフィルターのような役割としては、どんどん取り入れたほうが良い気がした

まとめ

現時点ではAIproのアカウントを使っているがおそらく無料のアカウントでもできる

ただ、一つ注意点としては、ワークスペースのアカウントでは、管理者の許可が必要だからか、geminiから回答を拒否されてしまうという事態になった

なので、専用の個人アカウントを使ってこの仕組みを回し続けるのが良いと思う

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