「3-4X10月」を見た

「3-4X10月」を見た

数か月ぶりに北野武監督映画を見た

シュール

とにかくシュールなギャグが多い印象だった

カラオケ喫茶でのシーン、微妙な歌唱力の歌にのせて、たけしが向かいの席のヤクザをビール瓶で殴る

その間にもたけしの連れのヤクザは黒人の女と踊っている

あとは、事故を起こして呆然とする様子だったり、事務所に乗り込むシーンで、花束に扮した銃が暴発する展開だったり、

指を詰めるとき、「忍耐」と書かれた置物で叩いていたり、

いろんなところでシュールなギャグというものが多い気がした

謎多き感じ

タイトルもそうだが、謎多き感じをわざと演出している気がした

特報も、謎の宗教画から始まり、「3-4X10月」と繰り返し読まれるだけのものだ

この映画は今となっては成功している気がするが、当時は興行的に振るわなかったようだ

なんだか、押井守の天使のたまご、を思い出した

全体として、武監督の自信が感じられる作品だった

そもそもエンタメにしなくても、北野武という名前だけでも看板になる監督なので、こうした尖った映画を撮ることができるのだろう

そういうと頃が少しうらやましいと思った

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